246話
団地内の各地で転戦するメデューサたち。
カチュアが記憶を保っているとは気づいてない千歌は、カレンがめった刺しにされた姿に本当に殺されたと思い、二つの友情と命の優先順位を改めなければならなくなった。

相手に背を向けて逃げるそぶりを見せながら踵を返し、助走をつけて華麗なジャンプで飛び越えると、そのまま小夜子の戦いに介入して二人がかりでボコりにかかる。
正義女は警棒を吉竹に投げ渡して助太刀し、千歌のナイフ攻撃を防がせる。
とにかく千歌はカレンがカチュアに殺されてしまったことを伝えると、小夜子も激情を抑えて淡々とプラン移行を理解した。
今回の作戦、千歌たちは3パターンで動くことを決めていた。
全てが上手くいって女医を捕らえカチュアたちを救うA、女医を捕らえられない場合は霧子たちの連絡を可能な限り待つB、思ったより苦戦してこちらの誰かが殺されそうならC。
こちらに犠牲が出た最悪のCパターンを選ばざるを得なくなったことで、千歌たちは自分たちの命を最優先にカチュア諸共本気で仕留めることに決めたのだが、覚悟が十分に決まっているのは相手も同じだった。

だが頬を突き刺されてニヤついても千歌はどうとも思わず、淡々と防御する腕にもぶっ刺すと、得物を塞いだと油断した吉竹の顎を自慢の柔らかさで蹴り上げてやった。
予想だにしない密着距離で死角からの蹴り上げをもろに食らった吉竹は足にきて、万事休す。

そのまま千歌の凶刃が振り下ろされたが、寸でのところで防いだのがサイボーグ化したカチュアのバイブハンドだった。
これで形勢は4VS2。
カチュアは敵であり味方だが、さすがに分が悪いと踏んだ小夜子はもっと戦いやすい有利な場所に移ろうと千歌に促した。

その頃、洋子と楊はファイアブレス攻撃に手を焼いており、あやはキモ過ぎる眼鏡野郎に犯され始めていた。
そして作戦のキーパーソンである霧子たちは、西の協力を得て道隆と合流し、羽黒刑務所に乗り込もうとしていた。































