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日本一危険な島

さすがの対応力で素早く攻撃を仕掛けた五代は、うまく灯りを破壊して暗闇にし、まずは逃げることを優先したが梯子の位置関係を把握している軍場には通用せず。

 

引き摺り落とされ今度こそ殺されかに思われたその時、出入り口が開いて明かりと共にドーベルマンが飛び込んできて軍場に噛みついた。

サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査
著者名:本田真吾 引用元:サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査6巻

 

 

将王の臭いを覚えている飼い犬がこの場所を探し当てたグッジョブだったが、当の飼い主は肉塊にされ、ドーベルマンも銃と刃物を持っている狂人には勝てなかった。

 

 

五代の進言もあり、島民らは一時撤退を決め、将王と犬の犠牲、その他負傷者を出す結果を持ち帰るしかなかった。

 

犠牲者を出し、いよいよ軍場の狂気が真っすぐ村長ら一族郎党にぶつけられるのは必至。

 

そこで村長は、息子が肉塊に変えられたことに何か察するものがある反応を見せた。

 

 

ともあれ五代は争いで破れた服を着替えに友達二人が待つ部屋で荷物を漁ると、軍場の隠れ家にもあった立浪草写真のポストカードを見つけた。

サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査
著者名:本田真吾 引用元:サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査6巻

 

 

それは被害者になるはずの麻紗の姉の弥恵から送られた手紙で、軍場と同じ物ならば既に姉も手にかけられている可能性を考え、五代は違和感の答えを探りに動いた。

 

 

以前の過去にはなかった、将王肉塊を祠の前に遺棄し、枯れた立浪草の花冠を添える妙な猟奇行動。

 

五代自身の記憶でも懐かしさを感じる、立浪草の群生地。

サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査
著者名:本田真吾 引用元:サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査6巻

 

 

その不思議を探りにまた群生地を訪れた五代は、自分が子供の頃に母親が庭に植えていたのも立浪草だったこと、その教えてもらった花言葉を思い出し、事件の真相に大きく近づいた。

 

そのタイミングで軍場も群生地に現れると、八つ墓村よろしくの格好で襲いかかってきた。

 

軍場を殺さず怒りを抑えさせて止める手立てが分からない五代だが、追いかけてきた警官が島民には手は汚させまいと引き金を引いたのだった。

サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査
著者名:本田真吾 引用元:サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査6巻

 

 

銃声を聞きつけた島民らが集まった時には、胸を撃たれて事切れた軍馬と、茫然と立っている五代と警官がいるだけ。

 

41人も殺されることはなかったが、何とも後味の悪い結末になった。

 

しかし、一連の事件の真相が明るみになるのはここからだった。

 

 

 

一方、五代と代わって現代でおっさんの身体に入っていた清川麻紗は、諸々の事情を説明されて飲み込むと、なぜ祝波島に行ったのか、公にはなってない本当の個人的理由を明かした。

 

それは人捜し、音信不通になった姉を捜すためだった。

サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査
著者名:本田真吾 引用元:サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査6巻

 

 

弥恵と軍場は同じ立浪島の景色のポストカードを持っていた。

 

そのポストカードを送ったのを最後に、音信不通になった弥恵。

 

飛高が断言できるのは、弥恵は既に殺されている可能性が高いが、41人殺しの犠牲になったのではないということだった。

 

 

 

その真相に五代が辿り着けたのは、母の言葉のおかげだった…

サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査
著者名:本田真吾 引用元:サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査6巻

 

 

感想

サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査6巻でした。
面白度☆7 ミックス度☆8

ほぼ間違いなく復讐劇なんでしょうけど、それよりも一応は犯人が津山のアレとランボーを合わせたハイブリッドにしか見えません。

それと毎年何千人か数万人かいるらしい行方不明者の内、こんなヤバイ事件に巻き込まれている人がいても不思議じゃないですね。

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