サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査6巻
ネタバレ感想
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昭和の洗脳事件から始まった未来の事件を防いだ五代はまた、現代で不穏な状況に晒される。
その後、次の過去の事件はある離島で起こった数十人もの犠牲者が出た犯罪史に残る猟奇的なものだった…
サイコ×パスト猟奇殺人潜入捜査
磯で噂の軍場に見つかり、暗がりに連れ込まれてチョークスリーパーをキメられてしまったもえ。
ろくに抵抗できずに呆気なく失神させられたとほぼ同時、イケメン先輩が異常に気付いて声を荒げた。
その頃、五代は銃が持ち出されているのを島民たちに説明していた矢先、発砲音が轟いた。
一発、少し間をおいて二発目。
音のするビーチの方へ向かう途中、腕を負傷したイケメン友輝と鉢合わせた。
もしかしてもえが最悪の事態になったかに思われたが、気を失ってはいるが特に大事無いもえが将王に抱っこされていたので、襲われはしたが不幸中の幸いだった。
逃げた軍場、船が来るまで後三日。
村長宅に避難すれば事件に巻き込まれる可能性が高いが、それを拒否する合理的な理由を繰り出せない五代は仕方なく、従うしかなかった。
勇ましい島民たちが軍場狩りに目の色を変える中、早々に森の中に消えるその姿が発見される。
日が沈みかける時刻、無防備に単独で探す島民がまず一人、足をグサっと罠にヤラれ、それを助けようとした副村長も罠にハマってしまう。
そして唯一の警官が軍場と鉢合わせた。
まず国家権力が犠牲になりかけるが、樹上に潜んでいた五代が飛び蹴りでギリギリ助けに入った。
しかし今は荒々しい女子大生でしかなく、扱いに慣れた銃を受け取る前に警官も単純な落とし穴に落ち、軍場の魔の手が五代に襲いかかる。
好戦的な刑事として格闘術には秀でていても今は華奢な女子大生、しかも相手は屈強な元自衛官とあって完全にパワー負けしてしまう。
そこを今度は将王が助けようとするが、鉈であっさり頭をかち割られてしまい、犠牲者一号になるのだった。
失神させられた五代は担がれ、将王は頭に鉈が食い込んだまま引きずられていく。
五代がどこか狭い秘密の隠れ家的な場所で目を覚ましたら、視界に飛び込んできたのはぐちゃぐちゃの肉塊にされた将王だったものだった。
猟奇犯行の瞬間を目撃した五代は激昂するが、口を塞がれる際に間近に迫った血走った目に、殺意と恐怖を感じた。
しかし口を塞がれるだけで暴力を振るわれることもなく、軍場は肉塊を袋詰めにすると歴戦の猛者のように座って睡眠をとり始めた。
島民に追われ、人一人を肉に変えたことを思えば相当な疲労だろうが、間違いなく殺す相手は選んでいるようだった。
そして五代は過去に来てもまた犠牲者を出してしまったことを強く悔いた。
しかし女子大生の姿で油断してくれているうちに脱出すべく、うまく起き上がって無防備に置かれている斧で手の拘束を擦り切って自由を取り戻したのも束の間、壁に貼られている立浪草の写真に目が留まった…