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1巻のネタバレと考察

学校に寝泊りしていることも部活の一環だと信じ込まされているゆきは、普段の学校生活と変わらない一日の流れをなぞっている。

 

いるはずのないクラスメイトに話しかけ、崩壊した教室に忘れ物を取りに行ったりしていた。

 

 

食事にカレーが出た時のこと、くるみは何杯も平らげそれをゆきにからかわれると、元々は陸上部だった名残で運動部だから大丈夫だと言い返して、そこでゆきに疑問を抱かせてしまう。

 

ゆきが肝試しがしたいと言い出し、物資調達を兼ねて決行することになった。

そこにめぐねえも顧問として参加するが、ゆきにしか見えていないので、彼女がめぐねえの言葉に反応してからでないと、他の二人はリアクションを返せない。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし1巻

 

 

 

他には、ゆきが節電も兼ねてキャンプをやりたいと言い出し、りーさんは3人用のテントがあったはずと思わずめぐねえの存在を忘れてしまう。

ゆきのフォローですぐにその失態に気付き、しっかり顔を向けることも忘れない。

 

 

夜中にトイレに行きたくなったゆきにくるみがついて行った時。

深夜は複数で行動すべしというそれらしい部活内ルールが適用されたためだが、くるみ以外、特にゆきが一人でゾンビに襲われないようにするためである。

 

 

しかし、その時に限ってゾンビがバリケードを突破してきて、物音に反応してトイレの周りに群がってきていた。

くるみが廊下で孤軍奮闘している時、ゆきはただ言われたまま彼女の帰りを待っていた。

しかし、さすがに帰りが遅すぎるので個室を出ようとすると、めぐねえが現れて代わりに探しに行ってくれようとした。

その優しさに、ゆきは無意識下での理解が表層に浮かびかける

 

だがそれも、空想の中のめぐねえは優しく包み込んだ。

 

 

数の多さにくるみは追い詰められるが、りーさんの機転で何とか窮地を脱する事が出来た。

ゆきを迎えにいって彼女を安心させるが、めぐねえが戻らないことを心配した時、めぐねえが自分を犠牲にして助けてくれた時の光景がフラッシュバックして気を失ってしまう。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし1巻

 

 

意識が戻っても、まだ空想世界を見ているゆきだった。

気を取り直して病み上がりにうどんを啜るが、もううどんの備蓄はなく、外に調達しにいかなけれればならない。

顧問のめぐねえに許可を取る流れは止められず、ゆき曰く届出の提出があればOKとのこと。

 

 

しかし、準備や作戦もなしに今すぐ外に出るのは無謀なので、その日は部活動として屋上から手紙を出すことになった。

りーさんは学校の位置情報と生存している事実を手紙に託し、ゆきは思いのままに言葉や絵を書いた。

 

理科室にあったヘリウムガスで膨らませた風船は空高く舞い上がっていく。

希望を乗せた手紙は彼女達を救ってくれるのだろうか・・・

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし1巻

 

 

感想

がっこうぐらし!1巻でした。

1話でほのぼの日常ライフと思わせておいて、実は世界は崩壊しているという落差に惹き込まれ、どこか違和感があるやり取りの中で、一人は幻だというトリック。

その辺りの仕掛け、暴き、次の展開を匂わせる締め方がおもしろいし、読み応えがあります。

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