以前、めぐねえが生きていた頃にゆきが犬を拾ってきたことがあった。
しかし、その犬は既に噛まれた痕があり、めぐねえが飼い主が見つかるまでの間だけといって飼っていたが、すぐにゾンビ化して、彼女がどこかに離した。
しかし、犬は帰巣本能かただの記憶なのか、しばらくして学校に帰ってきたことがあった。
著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし3巻
美紀はその話を聞いて、もっとめぐねえのことを知ろうと思い、彼女が遺した記録ノートを読んでみようと戸棚を探した。
すると、職員用緊急避難マニュアルという冊子を見つけたのだった。
冒頭からパンデミックが起きた時についての行動指針が記載されていて、明らかにこの事態を見越した資料だった。
著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし3巻
だが、開封するには以下の条件の時のみだと表紙に記されてもいた。
校長およびその代理より指示があった場合。
A-1警報の発令時。
外部からの連絡が途絶し10日以上が経過した場合。
この条件を守って、めぐねえは言い出せずにいたに違いないと自分達を納得させるしかなかった。
それ以上に重要な情報があり、学校の見取り図の中に地下二階に緊急避難区域という場所があった。
現状を打破する何かがあるかも知れなかったので、まずくるみが偵察しにいくことに。
1階にある大きなシャッターの奥にある地下区画。
机に阻まれて途中で止まったシャッターを潜って入ると、一帯は僅かに水が浸されている。
暗い廊下の奥から、ぴちゃぴちゃと足音を立てて何かが近づいてくる。
サイリュームを投げて浮かび上がったものは、よく知っている姿だった。
しばらくして戻ってきたくるみは、息も絶え絶えに脂汗に塗れていて、肩口にくっきりと噛まれた痕があった。
著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし3巻
考察と感想
がっこうぐらし!3巻でした。
ゆきに現実を直視させようとする美紀に一番イラだったのがりーさんだったので、飄々として見える彼女が実は一番ストレスが溜まっているようですね。
そしてパンミック用対策マニュアルや避難区域があったということは、この学校がそれに少なからず関わりがあるということでしょう。
街が軒並み壊滅していたことから、教育機関、もしくは巡ヶ丘学園のみに知らされていた可能性が高いと思われます。必要最低限のライフラインを保てるように建設されていることも、それを示唆していますね。
美紀と和解した矢先に、ゾンビめぐねえが嵐を巻き起こしそうです。4巻は必読ですね。
































