氷川はかつて染谷の教育係としてコンビを組んでいたが、彼女が密かに犯罪者の生き血を吸って殺し、能力をコピーしているのを知り、それを許可した支部長に詰め寄ったが受け入れられず、看過できずにコンビ解散で距離を取った。
だから染谷は正義感があるタイプには自分から話そうとせず、安田にも隠していた。
安田は全て聞いたことを染谷に打ち明け、その上で傍にいて力になると言うと、彼女は背中を向けたまま顔を見られないようにし、涙を流した。
後日、発症者の移送チームが襲われ、発症者を奪取された。
その奪われた発症者の能力は生物の復元で、死体に触れる事で生前と同じ状態に再現できた。ただし記憶や思考能力はないゾンビのようなものだったが、それが発症者なら能力もそっくりそのまま復元できた。

そしてその能力で千葉を壊滅させた柏木千里を再生したと思われ、柏木ウイルスに冒された成人男性の腕が発対に送り付けられた。
テロリストの要求は、発症者の存在と彼らに行ってきた非道な行為の数々を世間に公表することだ。
発症者の存在は世界中で確認されていて、日本だけの問題だけではなく、とても受け入れられる要求ではなかった。
しかし、テロリスト側も一枚岩ではなかった。
今すぐにでもウイルスをばら撒きたかった姉弟の二人組がリーダー格たちに刃向かい、反旗を翻そうとしていた。
それに協力したのが迫田だった。
彼は時期尚早な祝杯を上げていた藤堂たちを惨殺して、姉弟に協力したのだった。

テロリストのクーデターは発対の知る所となり、首謀者が迫田、他に最低一人の反逆者、そしてコピー能力の諏訪井と柏木千里のコピーが消えていることも突き止めていた。
その後、迫田が千葉船橋市内の暴力団事務所を襲って銃火器を強奪した情報が入り、どの地域にいるのかが分かった。
最優先はウイルスのばら撒きを阻止することなので、テロリストの生き残りから訊いた計画者は迫田ではなく別の男女の情報をもっと詳しく得るため、元テロリストの暮井が何か知らないか安田が訊いてみることにした。
暮井は安田のしおらしい態度に満足し、何でも言う事を安田が一つ聞く条件で、その男女の情報を提供してくれた。

それでおそらく、人で溢れているシティモールにウイルスをばら撒くつもりだろうと判明する。
安田は首謀者の迫田を、染谷はウイルス拡散の阻止を担い、建物内に踏み込んでいく・・・

感想
発症区3巻にて完結です。
面白度☆7 これから度☆8
2巻を読んでからかなり待ってまさか完結とは・・・
画力の向上はあったようななかったような感じですが、ストーリーはこれから盛り上がりを見せてきたので残念ですね。
この後は最終決戦が残ってますので、是非コミックで。
THE打ち切りな終わり方でしたが、次回作にも期待します。
































