7話
重傷の身体を推して琴美を助けたかなめは、傷口に熱がこもって苦しそうに寝込んでいた。
今まで彼女に頼りきりだった他の11人が改めて彼女の大切さに気づいた時、ガスマスクを被った見知らぬセーラー服の女の子がいることに気づいた。
彼女は一時的にかなめの代わりに補充された、転入生の一条美羽だった。

一条は妙に北澤美波にベタベタしてスキンシップする距離感の近いタイプで、しかも別の施設であったお楽しみ会の生き残りだと言うのだ。
その時の他の参加者は、彼女以外全員殺されたらしかった。
その日の夜。
かなめの傍でうたた寝していた琴美は目を覚まし、自分のベッドに戻ろうとしたその時、美波と美羽が一つのベッドでごそごそ動いているのを見てしまう。

そして次の日、かなめ抜きのお楽しみ会が始まった。
しかしなぜか美羽は余裕たっぷりで、またガスマスクをつけながらなんとかしてあげると言う。
だが、今回開放されたのは3人だった。
腹が出たキモオタ風の石崎ゆうき。
禿げ上がった頭に超絶マッチョの城嶋巌。
そして林公彦。

美羽は余裕たっぷりだったが、ヤル気満々の変態3人を相手にかなめ抜きで勝つことなどできるのだろうか?
8話
美羽は単純に人を殺すことに躊躇いがなかった。
あっさりキモオタと禿げを血祭りに上げたのはいいが、あまりの勇ましさに11人は引かざるを得なかった。
それでも頼りになる事は間違いなく、この流れでもう一人もサクッと殺っちゃおうと意見がまとまる。
しかし最後の一人は、小学校低学年のような体躯に全く似合わないしわしわで歯抜けの顔面を持った、またしても毛色の違う気持ち悪い男だった。

さらに骨と皮しかなさそうな体格なのに、スピードもパワーを人間の限界を遥かに超えた異常者中の異常者だった。
美羽はどこかで林のことを聞いた記憶があり、確か200人以上を殺した犯罪史上稀に見る極悪非道のエスターのような存在だと思い出した。
戦闘力が違いすぎる林は奢り高ぶり、鬼ごっこ形式でやろうと言い出した。
彼女たちはとにかく適う相手じゃないと知り、3手に別れて一網打尽にされないよう逃げ出した。
すると美羽は美波の手を引いて二人きりの状況を作り、空き部屋になっているといって囚人部屋の一つに連れ込んだ。
部屋の中はティッシュ、ローション、ゴムなどが用意されている、明らかにヤルための部屋で、美羽は入るや否や自分のパンツに手をかけた。
二人がしっぽり楽しもうとしているなど知る由もなく、他の10人は逃げ惑っていた。
しかし、人間離れした身体能力を持つ林に追い詰められ、琴美が捕まってしまった。
スカートを捲られ白いパンツが丸見えになると、房の中の囚人たちは歓声をあげる。
気持ち悪すぎる林はパンツにも手をかけ、焦らすようにゆっくりと下ろしていき、誰も助けに入れないように脅しをかける。

その時、ある男が現れ、信じがたい事実を発表した。
その直後、巨大な地震が起こり、彼女たちは刑務所が崩壊していく光景を見た。
9話
一瞬で廃墟のようになった刑務所内。
林の魔の手から逃れられた琴美だったが、仲間たちがどれだけ生きているのかも分からないほど中は崩れ去り、瓦礫の山だった。
しかし運良く、最初に無事だったかなめと出会うことができた。
それで他の皆も無事でいる可能性を信じ、二人で探し始めた。
幸運は続き、すぐに彩子を見つける事ができたのだが、幸運中の不幸とでも言うのか、彩子は変態の一人に股を開かされて毛むくじゃらの棒を入れられようとしていた。

変態はどんな状況でも変態のこの窮地に、彼女たちは生きてここを脱出することができるのだろうか・・・
感想
U12の2巻でした。
面白度☆7 癖になる度☆8
気持ち悪くて仕方ないんですが、半分ギャグのような囚人たちが、次どんな変態が出てくるのか楽しみになってきました。
いくつかの驚愕の連続と展開がこの後も続きますし、各囚人が返り討ちにされる様を見てスッキリしていただけたらと思います。
https://kuroneko0920.com/archives/36933


































