22話
手際よくしゅるしゅると縛られていく善。
あっという間にパンツ姿のM字開脚ができあがり、彼は切なそうな表情を浮かべた。
アヤメはパンツを履かせたまま彼が自分で縛って大きくなった男根を掴み、ペースなど考えずに擦り上げ始めた。
すると彼はものの数秒で射精してしまい、彼女の手を白く濃い体液で汚した。

しかし彼女は射精したばかりの敏感な状態でまた擦り出し、精液とパンツと縄と男根そのものが織り成すいやらしい手コキ音が教室に響くが、それ以上に彼の喘ぎ声の方が大きかった。
そうして溜め込んだ精液を最後の一滴まで間を置かず搾り取ることが新しい快感で、ビクビクと震える真っ赤になった彼の顔で、緊縛師アヤメは満足気に微笑んだ。

美羽はその夜、晩御飯が喉を通らずに布団を抱いてベッドに横たわっていた。
アヤメと彼の関係は分かっていたのに、彼を好きだと自覚してから見せられる二人のいやらしいシーンは、見るには辛すぎた。
翌日のお昼、彼はクラスメイトの小杉に呼び出された。
小杉が美羽を好きだなんて知っているはずもなく、呼び出される理由に心当たりなんてなく戸惑っていると、問答無用でいきなり殴られた。
特に理由はなく、ただムカつくから。
そんな理由でボコボコにされて眼鏡まで踏み潰されてしまった。
その時助けに来てくれたのが、またしても美羽だった。
男子の理不尽な暴力に怯みもせず、謝りなさいと代わりに起こってくれる恋する乙女。そして、好きな人に怒られた小杉は無様に逃げ去った。

美羽に助けられた彼は、しかし小杉に対して怒らず、最近幸せ続きだったからそれが癪に障ったのだろうと負け犬根性を恥ずかしげもなくさらけ出し、アヤメとの関係を想像せずにはいられない美羽を傷つける。

そしてまた美羽に心からの感謝の言葉をかけた。
彼の中ではアヤメが特別だと分かっているのに、笑顔で感謝なんてされたら、美羽は気持ちを抑えきれなくなり、思わずシャツを掴んで引き止めた。

勇気を出してアヤメのことを訊こうとしたその時、タイミング悪く彼を探していたアヤメがやって来るのだった。
感想
罪と快19話から22話でした。
善は初登場から変態でしたが、内に向く変態度もどんどん上がってきましたね。
アヤメが好きだから緊縛が超気持ち良いのか、緊縛にハマり出したから上手なアヤメのことばかり考えてしまうのか、どっちにしろアヤメは好きなんでしょう。
https://www.kuroneko0920.com/archives/45233

































