それからは、誘惑を払いのけ、節制を貫く辛き日々の始まりだった。
仲居が夏らしくも肉でスタミナをつけられるさっぱり料理を出してくれたが、それも食べ過ぎないよう注意。
そのついでに彼に肉を分けてあげてポイント稼ぎできたはいいものの、女の勘を働かせた幽奈にダイエット中だと見抜かれ、彼にも知られて太ってないと言ってくれるが、ベストな自分を見せたい女心が消えることはなかった。
翌朝からは、女子力モンスターを見習って早朝ジョギングも開始。
ヨガ、ジョギング、間食禁止を貫き、意志の強さを維持して結果を残していった。
残り二日となったその日の夕食、またカロリーが高そうなハンバーグが供されていて慄いた。
しかしそれは、雲雀のダイエットを応援してくれている幽奈と仲居が考案した低カロリーの豆腐ハンバーグで、ライバルからの友情に雲雀はまたむせび泣いた。
そんな嬉しいことは続くもので、彼がダイエットを手伝うと申し出てくれた。
男には分からない女心があることを反省した彼の突然の申し出に、雲雀はすぐさまダイエットもできてイチャイチャもできるナイスな案を思いついた。
すぐに雲雀の部屋に移動。
二人きりの空間から聞こえてくるのは、雲雀の荒い息遣いと可愛くもエロい喘ぎ声。
彼は雲雀の下半身側に周り、片足を上げさせながらグイグイと上半身側にリズムよく何度も押し込んでいた。
それはまさに、カップルにしかできない特別なダイエットだった。
ぴったりと肌が触れ合うストレッチ。
ただ、露出多めとは言えちゃんと服を着ていて、比較的健全寄りで挿入なしのストレッチだった。
手伝ってもらえてイチャイチャできるのは嬉しいが、ダイエットが終了するまでは彼に生ボディを見せるわけにはいかず、目を瞑るよう頼んでいた。
それを忠実に守ってくれている彼の手を取って誘導し、次の体位に導こうとしたその時、導く方の雲雀が彼の足を踏んでしまい、くんずほぐれつ絡みながら倒れてしまった。
それでお約束の自信のない胸でパイズリ状態になってしまい、いいんだか悪いんだか分からない感じになった。
それでも、その後もジョギングにも付き合ってくれて、楽しく最後の仕上げをすることができた。
いざダイエットの結果を試してみると、眩しい黄色い水着が全くキツく感じないところまで戻すことができていた。
しかし、すぐ急激なダイエットのデメリットで後悔した。
体全体が引き締まったのはいいが、ただでさえ巨乳に引け目を感じているのに、胸まで小さくなっていたのだった。
感想
ゆらぎ荘の幽奈さん117話でした。
夏で女子高生で夜な夜な任務もこなしているなら相当汗かいてカロリーを消費していそうですが、それを補って余りある食生活をしているなら、相当食いしん坊なのでしょうね。
つまり、次回は全員の海で水着回ですね。
https://www.kuroneko0920.com/archives/47483































