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凛は山下の自宅まで尾行し、長谷川の存在も確認した。

 

しかし、蜜の邪魔になると分かっていてもどうも追い込むには気が引けるタイプだった。

 

だから蜜には、尾行は失敗したことにしておいた。

著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic28号

 

 

程なく斉藤も帰ってきた。

 

蜜は後輩の女子がわざと斉藤の鞄に携帯を入れたと感づいていたが、あえて斉藤が不安になるように笑みを零した。

 

ただ彼が心底自分を愛していることも分かっていて、自然と大きなお腹に伸ばされる手の温もりからも愛情を感じていた。

著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic28号

 

 

そんな二人の様子を、凛は羨ましそうに眺めていた。

 

 

 

凛、萌愛、みーは男子たちがサッカーしているのをなんとはなしに眺めていた。

 

ただ萌愛だけは一際イケメンでサッカーもうまい伊藤を見つめて目をキラキラさせているのがバレバレで、みーはきっぱりと指摘して萌愛を慌てさせた。

著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic28号

 

 

しかし、自分の好意が恥ずかしくて素直になれない萌愛は、伊藤とマッチアップしている坊主頭の谷川が好きで見ていたのだとごまかした

 

それにいち早く反応したのが、いつからか後ろで見ていた江都美だった。

 

そして、萌愛の許可も取らずに勝手に谷川を呼びつけた。

 

 

みーは江都美の自分勝手な親切心に裏があると思い、誰も頼んでいないお節介はするなと注意した。

 

だが江都美はさもおもしろがっている表情を隠しもせず、誰かに取られる前に両思いかも知れない萌愛と谷川をくっつけてあげたいだけだとうそぶく。

著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic28号

 

 

みーがいくら真剣なトーンで余計なことをするなと言っても引かず、押しに弱い萌愛本人に矛先を変えて言質を取ろうとする。

 

その前に凛は、江都美に伊藤のタイプを聞いて欲しいと頼み牽制した

著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic28号

 

 

誰もが認めるイケメンモテ男子の伊藤のタイプなら皆知りたがるはずだと尤もらしい理由をつけ、みーも流れに乗って江都美にその役を押し付けようとする。

 

断ろうとすれば、凛は好きでもない相手に誤解されたくないからと、ここは本当の理由で躱す。

 

そうこうしているうちに、モテ男子の伊藤と坊主頭の谷川がやって来た。

 

 

江都美は自分が呼びつけた手前、どうにか言葉を搾り出そうとするが、好きな男子を目の前にしてそんな大胆なことは聞けず、無様に逃げ出してしまうのだった。

著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic28号

 

 

萌愛が好きなのが谷川ではないと江都美も分かっていて、谷川との噂を作ることでライバルを蹴落とそうとしていたのだった。

 

それにいち早く気づいた凛が助け舟を出し、みーは江都美が逃げ出したのを見て確信した。

 

 

こんな狡賢い一面を自分に向けられなければそれなりの関係を維持できていたはずだった。

 

萌愛は自分に向けられた悪意に、ショックを受けずにはいられなかった。

 

落ち込む萌愛が山下と重なって見えた凛はもっと放っておけなくなり、友達の手をとり、いつでも力になることを伝えた。

著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic28号

 

 

 

その夜山下は、間近で見た蜜を思い出し、嫉妬の念に苦しんでいた。

 

経済的にも、美しさでも負けていて、自分の好きな男と幸せな家庭を築こうとしている。

 

嫉妬はすぐに逆恨みに変わり、それが瞬く間に強くなって殺意へと変貌していた。

著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic28号

 

 

 

感想

復讐の未亡人28話29話でした。

手に入れるのが難しそうなものに惹かれるのは理解できますし、嫉妬するのも人間なら仕方の無いことだと思います。

殺意に変わるのもなくはないとして、それを行動に移さないのが普通かどうかの境目なんでしょうね。

さて、萌愛の恋も気になりますが、萌愛のママと悪魔がどうなっているのかも気になります。

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