石動はそこで口を開き、横暴すぎるクロエに呆れを見せた。
怜人の逃走にも驚きと心配を感じていた火野だったが、一番気になるのはメイティングしてきた多くの女性たちのことだった。
有能は石動が快適な生活ができるよう尽力すると言ってくれるのがせめてもの救い。
ただ、怜人と一緒にここから逃げるつもりは端からなかった。
なぜなら、火野はもう何人もの子供たちのパパになったのだから。
自分の子種を受け止めて子供を宿してくれた女性たちを置き去りにはできないし、生まれ来る我が子の顔を見るのが何よりの楽しみになっていた。
一応、そそくさと逃げた怜人を実は皮肉っているわけじゃないことを補足しつつ、遠くない未来に生まれてくるはずの我が子を思って口元をニヤケさせた。
クロエにイラついても、今はこうして気分を上げられる方法が火野にはあったが、一番中出しされているはずの玲奈はまだ妊娠していないことに、焦りと疎外感を感じ始めていた。

一方、カレンと共に覇道を進まんとしている翔太は、後輩ロリJK兎水に怪しげな薬を注射させていた。
翔太の寵愛を逃すわけには行かない兎水はなんの薬なのか気になるが、適当な答えを返されても納得するしかない。
そして注射をした医者は、怜人の診察もしたセクシー眼鏡女医だった。
注射が終わるとさっさと出て行ったカレンと女医。
残った翔太は無言で兎水に近づき、いきなりハードなキスで口を塞いで黙らせた。
いきなりのキスに何も準備していなかった兎水は、容易くビクビク感じてしまう。

全く具体的に何も説明しない翔太は、とにかく抱いとけば大丈夫だろうというノリで甘く囁き、余計なことを考えさせないようにした。
そして、ベッドに誘った。
バチュバチュ腰を打ちつけられて十分に中に注ぎこまれた兎水はすっかりぐったりしてしまい、息を乱しながら股間から汁を垂れ流す。
翔太はエロく横たわっている兎水に目も暮れず、さっさと服を着直していた。
ずっと廊下で待っていたのか、カレンは兎水にも何も問題なさそうなことに弾む声を出した。

どうやらさっき兎水に打った注射薬はホルモンバランスをコントロールするもので、他のガールズにも投与したものだった。
それもこれも、生まれてくる子が男の子にならないようにするためで、クロエたちに殺される可能性を無くしたいからだった。
翔太にも人並みに親になった時の覚悟ができているのか、それとも、覇道を歩むのに邪魔だと思っているだけなのかはまだ分からない。
とにかく、カレンは産み分けコントロールにやる気を見せていた。
その時、廊下の先に石動と玲奈が歩いているのを見かけた。
翔太は元女優の玲奈の美貌に注目し、カレンはまた何やら企みを思いつくのだった。
感想
終末のハーレム修正前52話でした。
火野がただのヤリチンから上昇して、クロエの悪役風味がどんどん強くなってますね。
怜人の美来への想いが募っているようですし、翔太が相変わらずメイティング率が高いので、このまま維持し続けて欲しいです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/51283




















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