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138話

圧倒的霊力差を覆して鬼を撃破した狭霧。

 

努力と才能で打ち負かした姿たるやそれはそれは凛々しく、時代の忍びの里を率いていくに相応しい貫禄さえ感じられた。

 

 

まさにジャイアントキリング。

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2019年1号

 

 

身内が負けてくれてホッとしている呑子が見守る中、さすがに消耗が激しかったらしい狭霧は武空術を維持できずに落下し始めた。

 

そこは自由自在にワープを使える朧がナイスキャッチ。

 

狭霧が底力を見せつけた一戦は勝利に終わったが、まだゲスの総大将が残っている。

 

息子が蔑んでいる忍にやられたとあって情けなさやらで怒りを増した醸之助は、更に鬼火砲を大量に作り出していく

 

 

いや、新たに作ったのではなく発射したものを戻しただけだった。

 

そんなことより一斉に撃たれたら防ぎれないのは必至。

彼も勾玉を使って霊力回復させることもできない状態。

 

雲雀はそもそも、逢牙から聞いた情報では一番強い鬼でも霊力1千万程度で、醸之助の6千万はあり得ないはずだと言い出した。

 

ただそれは、ガランドウ討伐に最大戦力を割かなかっただけの話だった。

 

鬼が生き残れば其れで良しと考えている一族を完全に見下げ果てている呑子によれば、鬼はその力で持って妖怪界の均衡を保つ役割を果たしている。

そして呑子はここで負けようと、必ず復讐するつもりでいた。

 

 

しかし、醸之助はそれをさせるつもりもなかった。

 

いや、復讐に来れば返り討ちにする自信が十分にあるだけだった。

 

そしてまた非道にも、里を巻き込む角度で鬼火砲を放ち、雲雀たちに守らせざるを得なくした。

 

 

とても防ぎきれるエネルギー量ではなく、幽奈㏌コガラシも両手が塞がっているところを撃ち落とされてしまった。

 

防ぎ切れなかった鬼火が里に直進し、雲雀の友人たちに直撃したのを皮切りに、次々と里が破壊されていった

 

 

雲雀は無残に倒れている町の人たちを見た。

 

しかし、おばばから霊子通信が届き、全ての住人は避難済みで倒れている人々は術で作った幻影だと教えられた

 

実は、鬼と直接接触するだろう狭霧と雲雀以外は、鬼が武力行使に出てくることを見越して情報を共有し、先手を打っていたのだった。

 

おばば指示の元、コガラシたちの協力を取り付け、忍者たちは総出であるアイテムを捜索。

それは現地上最強の幽奈が憑依した彼の霊力を完全回復させられるほどの霊子結晶だった。

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2019年1号

 

 

醸之助は回復させまいと魔貫光殺砲みたいな鬼火を放つが一歩遅く、完全回復した彼に糸も容易くかき消されてしまう。

 

 

今の彼の霊力は10億という桁違いの大インフレ状態。

 

醸之助の6千万などカスみたいなもので、勝利を確信したおばばは調子に乗り出した。

 

 

そんじょそこらのゲス鬼より強い、可愛い可愛い孫娘を嫁になどやらんと縁談を断固拒否。

 

彼は忍のプライドと底力を舐めたツケを払わせたのだった。

 

 

これにて、ゲス鬼軍の目論見は露と消えた。

 

 

 

そして戦いが終わり、復興作業が始まって1週間が経った。

 

 

里全体で忍たちが汗水垂らす中、バイト行脚が終わった彼が里の様子を見に来た。

 

せっせとそそる忍装束で労働に勤しんでいた葉月と巴は彼を笑顔で歓待し、申し訳なさを感じる彼にとんでもないと言いつつ、自分たちの非力さを嘆いた。

しかし、狭霧同様、弱さを知ったからこそ前を向く強さを持っていることを示した。

 

 

一方、全壊した雨野家跡。

 

狭霧は滝行で着ているときのエロ過ぎる白装束を身に纏い、自分の結婚観が変わったことをおばばに打ち明けていた。

 

結婚すべき、いや、結婚したい相手・・・

 

その相手は他の誰でもなく、篭絡作戦の対象だった彼なのだと告白。

ちょうど様子を見に来た彼はプロポーズを目の当たりにし、その場にいる全員が言葉をなくした。

 

 

羞恥心のせいでいつものように彼の胸倉を掴み、話をすり替えようとするが、聞き捨てならなかった雲雀は狭霧の真意を問い質した。

 

狭霧はまた、あくまで任務の話だとごまかそうとする。

 

しかし、ついに本音を白状した。

 

任務の対象としてではなく、一人の女として惚れているのだと。

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2019年1号

 

 

ただ、相変わらず自分の魅力に気づいていなくて自信がないのは変わっていなかった。

 

彼が否定しようとしても聞く耳持たず、新スタイルを編み出した努力を、こと恋愛においても発揮して必ず自分の夫にしてやると堂々宣言

 

散々からかってきたうららが一番驚き感心した、狭霧が成長を見せた一幕だった。

 

 

感想

ゆらぎ荘の幽奈さんカラー136話137話138話でした。

シリアスなシリーズモノになると、中々熱い展開が続きますね。

鬼がこれでもかと嫌な役になっていますが、女性鬼はどういう感じなのか気になります。

こんなツンデレ嫁、最高過ぎる…

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