76話
カヅチの無理連発と、腰がぶつかり合うパンパンという音がせめぎ合った。
挿入されて処女膜を突き破られて早々、こりゃ無理だと諦めたカヅチは威厳あるリーダーの顔を捨て去って無理無理無理ーと連発し、ただ無理だということを伝え続けた。
カヅチもまた自分が、交尾するために生まれてきた生き物だと直感的に理解していた。
肉棒が体内に入って来た瞬間、力が抜けて筋肉が溶ける感覚がし、身体そのものが悦んでいるのが分かった。

この気持ち良さに抗うべきじゃないと思えた。
交尾の気持ち良さを嫌というほど知っているルーミがエールを送り、バニーユはカヅチの尻の締りに世界の命運がかかっている状況に歯噛みし、頬を染めた。
前から後ろから横から見られているカヅチは、果たして彼女たちが自分の醜態を期待しているのかどうかよく分からず、一本芯が通った世界平和への忠誠心も折れ、極上から急降下する覚悟を決めた。
全てをぶちまければ、更なる快楽が味わえる。
その後は恥辱に塗れて神が目覚め、言い伝え通りに全人類終了で地獄行き。

今回は諦めて来世にかけよう。
そう思った直後、彼がにゅぽんと抜くものだからカヅチは驚き、急に消えた快楽と彼の行動の意味を図りかねた。
しかし間髪入れず、彼はアナルにずりゅっと挿入し直したのだった。

お尻の穴もそれはそれで叫ぶほど気持ち良かったカヅチは、なぜそっちなのか理解できない。
彼の作戦はシンプルに自らの肉棒で栓をし、排出を押し込めるだけだった。
念のためにガリアにもカヅチの中で射精すればいいとしか言われていないことを指摘し、膣とかアナルとかの条件はないことをうまく利用。
また意外と話が分かるガリアは、彼の言い分を飲んだのだった。
アナルに栓をしてくれた彼に励まされたカヅチは、薄れゆく意識の中、本で見た夢の世界にトリップした。
おそらく、砂漠になる前のサンドリオの街。
本で見たビルが立ち並ぶ大都会にいて女子校の制服を着たカヅチは、ガーディアン仲間らしき3人とアイスクリームをペロペロしながら歩いている。
こんな平和な世界こそ、きっと深層心理で望んでいる世界かも知れないと思った。

しかし現実は、仲間たちに応援されながらアナルに栓をされて擦られていた。
エールの言葉も届いていないカヅチは虚ろな目で突かれるたびゆらゆらと揺れるだけで、妄想の中のアイスの味に逃げ込んでいた。
彼はただのダッチワイフ状態になったカヅチが違う意味でイっていることに気づいたが、それよりも連日の強制乱交連続中出しのせいで、遅漏になってしまったことに焦っていた。
カヅチが応援される中、自分で自分を鼓舞しなければならない彼は、肉棒が温かい体液に包まれ始めたのに気づき、無意識の中でカヅチが漏らしていると察した。

お姫様カットに全く違和感のない美少女カヅチは、現代ならトップアイドルになれるルックスをしているのに、この荒廃した街では全裸で吊るされアナルに栓をされて仲間に見られる恥辱の嵐。
今更ながらに同情心が芽生えた彼はついに射精感がこみ上げ、妄想の世界に入ったままのカヅチによく頑張ったと褒めてから、遠慮なくアナルの中を白く満たしたのだった。

息を荒げてガリアを振り返った彼は、これでOKだな?と確認した。
ガリアは約束通り、カヅチの中に射精した彼の功績を認め、今回のところは引き上げると答えたのだった。
数人の犠牲だけで一時の平和を勝ち取った彼女たちは、歓喜の声を上げた。
喝采により現実に戻って来たカヅチは、もう出るから早く下ろしてと急かした。
彼はガリアに紐を解けと頼んだが、カヅチ体内射精成功時に紐を解くという文言が含まれていないことを指摘したガリアはサディスティックな笑みで拒否。
彼も必死なピストンにより出したおかげで萎んで密着率が急降下し、カヅチは悲鳴をあげた。

砂嵐に覆われたサンドリオの街の夜は、星空がとても綺麗だった。
一先ず汚れを落としてさっぱりした彼に、バニーユは水不足の現状を詫びるが彼は気にせず、美少女でもぶちまけるものは一緒なんだなと思い出した。
そして自尊心を破壊されたカヅチは、ベッドの脇で膝を抱えていた。
感想
パラレルパラダイス74話75話76話でした。
ガリアは思った以上に話が通じるタイプみたいなので、予想に反して大人しく引き下がりました。
ただ、さすがに排泄物をぶちまけるシーンはなかったですね。
多分、神は病原菌か何かだと思います。
https://www.kuroneko0920.com/archives/57206






























