教えてあげようにも、エッチな言動厳禁と自己紹介されたばかりで教えずらい。
でも、このままだとクラス中にパンツを見られる。
彼は咄嗟に髪にゴミが絡みついているとごまかし、強引にトイレに向かわせたのだ。
そして髪に何もついてないと分かった曙は、豪快にスカートが捲れていることにも気づいたのだった。

曙はナチュラルなアンラッキースケベ体質だった。
つまり、周りの男子からすればオカズを提供してくれる隙だらけの女の子だった。
例えば体育の授業中、普通にプレイして次のチームにビブスを脱いで渡すとき、一緒に体操服まで脱いでしまってブラ姿を丸出し、男子たちを色めき立たせた。

情報の授業中では何も考えずにメールを開き、いかがわしいサイトに飛んで登録完了する始末。
英語の授業ではS〇Xという単語が入っているだけで勝手にエロい言葉だと決めつけ、教師に文句を言うおバカっぷり。
極めつけは現代文の授業。
途中まではスラスラ読んでいたが分からない漢字が出て来たので詰まり、先生の後に続いて読んだだけなのに、ビッチが物欲しそうにしているみたいな「チンチンギンギン」に聞こえ、またクラスをざわめかせたのだった。

勝手にエロい言葉を放って気絶した曙は、子供の時からどうしようもないアンラッキースケベ体質だったことで陰口を叩かれた嫌な思い出を夢に見て、保健室で目を覚ました。
看病していた雲母は申し訳なさそうにする曙に、昔は自分もエッチなことを忌避していたが、今は相手によればそこまで嫌な気はしないと体験談を伝えて励ました。
しかし、そんな気持ちを抱いたことがない曙は、男子が皆、エロいことしか考えていない猿だと思っていた。
だから雲母は、アンラッキースケベを見られて嫌な気持ちにならない相手が現れたら、それが初恋の相手だろうとアドバイス。

その時彼も保健室に様子を見に来たので、雲母と彼は曙の正体を確かめる意味でも、修学旅行で同じ班にならないかと誘ってみた。
曙は夢に見た嫌な思い出の余韻が消えず、返事を保留して一人で帰ろうとした。
すると、立ち上がると同時にスカートのホックが外れてパンツ丸出しになりながら足が引っ掛かり、彼にしがみついてしまった。
同時に彼のズボンも脱がせて股間に頬を押し付け、尻を揉まれたのだった。

当然、曙はすぐに謝ったが、こういうことが慣れっこな彼も謝りつつ、彼女に怪我がないかまず確かめた。
そんな風に心配されたことなんてない曙は、平気な顔をしてくれる彼の笑顔に胸打たれた。
彼は雲母の視線を気にしただけだったが、初めてアンラッキースケベで嫌に感じなかった曙は同じ班に入ることを受け入れた。
そして、堂々と恋したのかも知れないと打ち明けたのだった。

































