25話
修羅場タイミング勃発。
しかしアンサーソングを聴いて欲しいと思った千秋が振り返ろうとしたその時、純は溢れる愛のままに我がままに頬を掴んで顔をホールドし、遠慮なく公衆の面前でキスをぶちかました。

こうなっては最早、寸前の策は悪手。
千秋はマリコに見られないよう大胆なキスに熱さで応えたかのような感じで道路側に背中を向け、ギリギリでマリコの視線を躱すことに成功したのだった。
妄想漫画で上機嫌のマリコは、特に気づくことなく通り過ぎていった。
純の唇から離れた千秋はじわじわと犯された気分がこみ上げて涙を滲ませていった。
ファーストキス。

純もそうだと言うが、これだけ惚れたことについてらしく、やはり初対面のチ〇ポロリで電気が走ったらしい。
恋に溺れる純は千秋がアンサーキスしてくれたと思い込んだが、彼はちゃんと言い訳する前に号泣を始め、猛ダッシュで去っていくのだった。
この夜、指骨折の治療に来ただけの星は、なんだかんだで大掛かりな手術を受けることになった。
翌朝、いつも通りにコスプレをして只野との待ち合わせ場所に赴いた千秋だったが、只野は用意した婦警姿じゃないシンプルなシャツとスカートの千秋を一目見るなり憤慨した。
純の意見もありもう只野の気持ち悪い趣味に付き合うつもりのなかった千秋は、女装はもうし続けるしかないが、着たい服を着ると宣言し返した。

この反抗により只野は変な感傷に浸り始めるので話題を変え、千秋は本題をさっさと急かした。
どうやらここ最近、ジェリーにボコボコにされた大島がジェリー討伐に躍起になっているらしく、好き勝手に特解戦線の構成員をボコって回っているという。
更に、大島を援護すべくチームが新設され、いつ千秋にも危険が及ぶかも知れない逼迫した状況だった。
ニャンニャン正管隊ネコレンジャー。
ふざけた名前で性感帯に勘違いしそうだが、とにかく危険なチームなのは間違いなかった。
忠告した只野は別れ際に、千秋の反抗から童貞卒業を感じ取った。
明らかに童貞でもそこは認められない千秋はファーストキスを奪われた昨日を思い出し、またじわじわと涙を滲ませていく。

その感情の昂ぶりのまま、好きな人の前で初キスを奪われ、更にエロ写真まで送りつけられたのだとぶちまけた。
エロ写真には瞬時に食いつく只野だが、見せてくれないなら話を聞く意味はなし。
やっぱりさっさと帰ろうとしたが、件の純から新たな写真付きメッセージが送られてくると、千秋は無視できずに変態上司に報告してみた。
一番の秘密を見せてあげる。
期待しか持てない、いやらしい前置きメッセージの後に添付されていたのは、一見戦隊モノコスプレに見える写真だった。
純の正体は話題に出たばかりの、ネコレンジャーのピンク要員だった。

感想
ロウヒーロー23話24話25話でした。
純の女子高生の制服もコスプレで、実際はまあまあの年上な気がしてきました。
絶妙に可愛げがない猫押しは、ネコレンジャーのフラグだったんですね。
https://www.kuroneko0920.com/archives/64801
































