83話84話
風祭との濃厚なキスによりポイントをゲットし、男性陣は食料にありつけていた。
武器と交換した分で原田たちのは使い果たしたので、藤代たちの分は本当にありがたいものだったが、当の二人はさすがに自分たちでキスしたなんて明かせなかった。
藤代が風祭への疑念を強め、鎌田が遠慮なく貪る横で、原田は何も食べれていないだろう女性陣のことを気にかけた。
鎌田は当然、藤代たちが女の誰かとポイント稼ぎ合ったと思って心配する必要はないと、憎らし気に答えた。

それで彼女たちのことが気になった藤代が様子を見に立ち上がると、他の3人も同意し、藤代について行った。
一切協力するつもりのない鎌田一人だけ残された直後、繁みの奥で何かが蠢いた。
その頃女性陣は、空腹に喘ぎながら行方不明の洋子の無事を願っていた。
それでもやはり、姿が見えない以上不安が尽きない。

その時、藤代たちが到着し、食糧を差し出されても警戒を解かない恵那は素直に手が出ない。
だが、藤代の顔に乙女フィルターがかかって見え、自分でも気づかない恋の訪れを迎えた。

それは恵那に激しい電気が走ったことにより、すぐに自覚しないわけにはいかなくなった。
美穂に促されてありがたく受け取ることにしたはいいが、手渡しの際に軽く藤代と肌が触れ合っただけで、立っていられないほどの衝撃が身体を駆け巡ったのだった。

目的を果たした彼らが拠点に戻ると、鎌田がいなくなっていた。
鎌田は繁みから現れた洋子を人目につかない洞窟に連れ込んでいたのだ。
洋子は眼鏡にヒビが入っているだけで、大きな怪我も無く問題なさそうだった。
ただ、どこから記憶を失っているのか、鎌田については綺麗さっぱり忘れ去っているようだった。

ここでもすぐさまゲスな考えを働かせた鎌田は、この島にいる人間は危険だと教え込み、自分だけが安全だと騙して一人でその柔肌を楽しむため、人目につかない洞窟に連れ込んだのだ。
記憶を失い不安に陥っているのにつけ込み、ご主人様などと呼ばせて主従関係を構築し、遠慮なくペッティング。

自分を特別な人間だと本気で信じ、そう語るゲスの言葉を信じるしかない洋子は、単純な性的被害で乳首を弾かれると、むしろ以前より遥かに快感を表情に表してしまう。
女に対しての度胸と自信だけはあるゲスは、ただ唯々諾々と従うエロ可愛い女になった洋子の上から下からいじくり回し、股にももを擦りつけて刺激を与え、思うがままにポイントを稼いだ。

自分だけの性奴隷を手に入れた鎌田だが、バングルが鳴る音を聞いたかどうかは判然としていない。
一方、さやかはまたイベントを開催して集合をかけた。
また砂浜に設置されたのは、立派なリングだった。
電流ローターデスマッチの一回戦に出たのは、プロレス好きらしい大河原と野性的な身体能力の持ち主のちか。
単純な暴力が勝敗を分けないのがプロレスだと語るデブは、ちかが遠慮なくグーパンをお見舞いしようとしてくるのを反則だと叫んで怯ませ、猪口才にタックルをかました。
ロープまで飛ばされたちかは走る電流をまともに受け、恵那とは違う衝撃に襲われてしまのだった。

































