30話
古びたアパートのゴミ溜めのような一室に一人の男が住んでいた。
毎朝決まった時間にきちんと起き、サラミをビールで流し込んでから職場に通勤していた。
ある朝、徒歩通勤の途中で歩きスマホをしていた近所の子供とぶつかり、子供はスマホを落としたのに目を向けただけで、謝ろうともしなかった。
男がすぐに拾って返してやっても「あ・・・」と声を出しただけでお礼の一言もなく、直後にやっていたゲームの愚痴さえ零した。
男はいつものように上司に注意されていた。
勤務歴はそこでは誰より長いようだが、いつまで経ってもミスばかりしていた。
食堂で昼食を摂っていると、朝の子供のことを思い出したのか、ぶつぶつと恨み言を呟いていた。
著者名:渡邊ダイスケ 引用元:善悪の屑4巻
仕事終わりに酒を飲んで帰り、汚い部屋の冷たい布団に寝転んでいると、何かを決意する。
翌朝もいつものように起き、時間通りに家を出た。
包丁を懐に忍ばせて・・・
31話
男は登校する小学生たちを物色した後、コンビニで酒とサラミを購入し近くの公園で時間を潰していた。
その時には、手袋が必要だと思う冷静さをしっかり持っていた。
放課後の時間帯になり、近くの廃工場で遊んでいる子供達に目をつけた。
サラミ食う?などと言って近づき、おもむろにそれをぶつけ、子供が訳が分からず怯んだところに、包丁を取り出し、躊躇なく胸を一突きにした。
もう一人の逃げ惑う子供も追いかけ、容赦なく凶刃を何度も突き刺した。
著者名:渡邊ダイスケ 引用元:善悪の屑4巻
まだ二人いるのに気付き、同じように殺してしまう。
そして証拠隠滅のために穴を掘って凶器を埋めた。
その後は、お祝いとばかりにスーパーで刺身と酒を買い込み、久しぶりの楽しい夜を過ごした。
感想
善悪の屑4巻でした。
これに出てくる若者は、どいつもこいつも「マジで」と「ホント」を多用してて、喋り方からしてバカみたいですね。
テレビでも「みたいな」と「マジ」と「なんか」の連続で、これが表現力に優れた日本語なのかと虚しく思うこともしばしばです。
そんなことは置いといて、加代子ちゃんキレーですな。これからどう絡んでくるのか楽しみです。とにかく、歩きスマホを止めるのと子供の教育はちゃんとしましょう。
「善悪の屑」無料ネタバレ最終回5巻。外道の歌に続く第1部完結巻。






































