団地妻
ポツポツとシャッターが閉まっているアーケード商店街にあるラーメン屋に入ってみると、メキシコ人の美人店員も客もなぜかウサ耳を頭に付けていた。
団地に引っ越してきて間もない伊藤は、メキシコ人のミカエラから団地内でイースターのお祭りをやると教えられたのだが、怪しい誘いには二の足を踏んだ。

心身共の不調で仕事を失った伊藤を妻は温かく受け入れ、都心から郊外への団地住まいも受け入れたのだが、そう簡単に都会住まいの未練を断ち切れないでいた。
だから、同じ団地に住んでいるガス業者勤めの男に、妻が施したDIYの仕上がりを見せられ、DIY熱が一気に上昇していった。

片や伊藤は、違和感の多い団地の住人たちが集まるイースターの祭りに導かれるように参加し、やたら外国人が多いことに居心地の良さを感じた。
ミカエラも伊藤がスペイン語が堪能なおかげで十分に自分の気持ちを言葉にすることができるらしく、祭りと会話の楽しさが開放感を増やし、いきなり脱ぎ出した。
綺麗でエロい身体、割と綺麗な夜空が見える開放的な野外。

誘われるまま手を伸ばした伊藤は、会ったばかりの外国人妻の乳房を揉みしだき、差し出される舌に舌を絡めていく。
都会住まいから古い団地妻になった妻が多くを我慢していると分かっているのに、彼は入り乱れる肉体関係の沼にどっぷりハマり込んでいた。

ガス業者の井上の歪な家族関係よりも、DIY熱が上がっているこずえは勢いに乗り、足りない材料を買いにホームセンターまで夜の道を歩いていこうとするが、それは危険だからと井上親子に強く止められた。
今は住人同士で仲良く交流しているようだが、夜の一人歩きを薦められないのは、自警団が見回りをするほどなことから察せられて…
金魚妻6
さくらは子供の頃、母に連れられて伯母によく預けられていた。
古き良き大きな庭がある一軒家、縁側、小さな池。
浴衣を着つけてもらって近所のお祭りに行くと、金魚屋が出している金魚掬いをやらせてもらっても全然掬えず、若旦那に手本を見せてもらうことがあった。

自分によく似ている姪を祭りに連れて行った伯母のあやはこの時、金魚の飼育の相談用にと圭一から電話番号を渡された。
しかしあやには、両親から大きな家を相続した幸喜という夫がいるが、彼は慎重で心配性すぎるきらいがあり、あやは不満を溜めていた。

そんなところに若くカッコイイ男との繋がりを得たのなら、あくまで金魚飼育の相談でさっそく電話をしてみると、繋がったのは金魚屋の主人である圭一の父親の携帯だった。
息子には不貞はダメだと諭し、自分はもうジジイだからと卑下する父。
それでも、とにかく子供が欲しい人妻の望みに抗えなかった…

感想
金魚妻6巻でした。
面白度☆7 血生臭さ度☆8
団地妻になっていきなりテイストに赤味が増したので、復讐の未亡人に近い気がしましたね。
蜂蜜妻と団地妻も、シリーズ化しそうな雰囲気ですね。

































