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16話

父が風呂に入っている隙にスマホに飛びついた光は、パスコードという第一関門に引っかかった。

アカイリンゴ
著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ16話

 

 

単純な四桁ではもちろんなく、家族の誕生日でもなく、目ぼしい選択肢が消えていったその時、牛本カンナから電話がかかってきた。

 

試しに彼女の番号の下四桁を入れてみると、まさかのロックが解かれた。

 

 

新たな謎は一旦横に置き、光は捜査状況を吸い出そうとしたその時、いつからそこにいたのか背後霊のように立っていた母に声をかけられて超絶驚いた。

アカイリンゴ
著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ16話

 

 

父の携帯をいじっていた尤もらしい言い訳を脳内再生して口から出そうとするが、あまりに焦った結果、勢い任せに理不尽に怒鳴りつけ、携帯さえも叩きつけてうやむやに部屋に戻ろうとした。

 

母は頑張って声をかけるがそれも荒げた声で返され、遅めの反抗期を受け入れられずに激凹みするのだった。

アカイリンゴ
著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ16話

 

 

 

母のヒステリックさを甘く見た光は上手くごまかせたと信じ、しかしもう父の携帯を調べるのは厳しいので、カンナに折り返してみた。

 

カンナはさっき出なかったことに文句を言いつつ、遅い時間でも構わずカフェに呼び出した。

 

 

 

そんな職場恋愛中で想い人の息子かも知れない男の子を呼び出したカンナは、この時代にあるまじき童貞を殺す服でエロい身体を凄くアピールしていた。

アカイリンゴ
著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ16話

 

 

潜入捜査から逃げ延びた話もそこそこに、カンナは上司に頭を撫でて褒めてもらいたいがため地下クラブの情報を手に入れたか訊くが、光は斯波を救うためにまだ何も掴んでいないと答えた。

 

カンナは人任せの仕事でも成果の無さに思わず文句を吐き出すが、上司の息子かも知れない可能性にハッとして拙いフォローを入れた。

 

カンナは公私混同で家族構成を訊き出そうとし、光も良い案を思いついて情報提供することにより、やっぱりめちゃくちゃ可愛いカンナのよしよしを頂けたのだった。

アカイリンゴ
著者名:ムラタコウジ 引用元:アカイリンゴ16話

 

 

優に鈴本にカンナに股間が疼く光は、公僕と犯罪組織の間で立ちまわり始めた。

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