2巻後編
警官のこれからの未来の犠牲にされてしまった照彦。
目から全身の体液を吸われるような衝撃に襲われたのも束の間、自分が消えると感じたその時、手を差し伸べ包み込んでくれたのは奈美だったが、そこに表情も言葉もなく、ただ助けてくれたことだけが分かった。

そして意識が戻ってそばにいたのは茂で、警官は殴りつけてまだ地下室で気絶しているという。
しかし助けてくれたとは言え、茂は奈美の監視役だったわけで、仲良くしていたのも任務の一部だったとしか思えず、そもそもタイミング良く奈美の実家で鉢合わせたのも偶然とは思えない。
信頼したいが不安でしょうがない、そんな照彦の葛藤をぶつけられると、茂も訥々と本音らしきものを言葉にしたので、頼れるものがない今は信じるしかなかった。

警官の策略に殺されかけ、助けてくれたと思われる奈美。
ならば今は予知視で何が見えるのか、自分を見てくれと強く求める茂に負けて見てみると、なぜか目が落ち窪んで血塗れの自分が見えた。

すると茂は、予知視中の照彦に背中から抱きつくような奈美が見えたという。
予知視の未来では何があるのか、現実にも出てきた奈美は何を言いたいのか。
照彦には何も理解できないまま、初めて奈美の墓参りに行くことになって思い出すのは、3人で行ったお化け屋敷での微笑ましい思い出だった…

感想
予知視2巻でした。
面白度☆6 ファンタジー度☆7
オカルトサスペンスっぽい設定が強いと思いきや、ファンタジー能力っぽい雰囲気が強くなってきましたね。
それでも、ちょっとしたグロ要素は程良いアクセントのままに感じます。
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