クンニ未満
つけ直す前に彼が何のかんの言いながら距離を詰めてきた結果、彼女は機転を活かしてブラをつけ直し、ドキドキで見つめ合うと、彼が出した答えにドン引きした。
ただ予想通りエロ欲望の捌け口にされることなく、吸血鬼パワーで怪我を綺麗に治してもらえた羽川。
何はともあれ暦に常日頃から救われている羽川はその日、いつものおぞましい幻覚にプラスして障り猫に魅入られ、深夜に連続暴行事件を起こしてしまうのだった。

一方、羽川の傷を治してドーナツを奢ってもらった暦はその足で廃墟に向かい忍にもおすそ分けすると、人間を超越した誇り高い吸血鬼は恐ろしく可愛い少女になり、久しぶりに声を発して歓喜した。
忍がいきなり無邪気な子供みたくなったことで、親も子も相手の期待を感じて演じている部分があり、羽川はそれを完璧にこなそうとしているのではないか。
暦がそう感じた帰り道、セクシーランジェリーでそうと分かる二人の男女を引きずるブラック羽川と遭遇した。

まさかのブラックショーツがエロ過ぎてすぐに羽川と同一だと彼が気づき、障り猫も羽川の知り合いだと察した直後、彼の片腕を斬り落としたブラック羽川は爆笑した。
果たして羽川の義両親と思われる二人はフェンスに引っ掛けられ、傷がなかなか治らない彼は激痛に襲われながらもブラック羽川を引き留めようと手を伸ばす。
標識でボコボコにされて視界さえままならなくても、ショーツに手がかかってずり下ろし、勢いで股間に顔面を埋めて、羞恥のあまりに羽川が素に戻りかけているのも気づかず、あの時の猫だと思って必死に話しかけた。

それでも羽川はブラックに戻り、捨て台詞を吐いて消えた。
いつの間にか忍野たちに助けられていた暦。
同じく敗北してしまったらしい忍野は、完全に猫に乗っ取られたら羽川を殺すしかないと言った。

障り猫自体は大したことなくても知識の宝庫の羽川に憑くことでとんでもない高レベルの怪異と相成ったわけだが、そんな爆乳委員長の席に座って郷愁を感じた彼は性欲駄々洩れで机をペロッと舐めた後で、ブラック羽川に犯行を目撃されていることに気づいた。
その裁判はまた後日として、忍野への妙な伝言を頼まれた。

ご主人である羽川の本音を理解し、15年間の苦しみも知っているという猫に対し、彼も先日に犯罪行為と引き換えに羽川の異常な生活を実感していた。
あの猫を埋葬したのも、感情を抜きにしてただ正しい行為だからしただけで、あと何百人もボコればストレス発散完了だから邪魔するなと言い含め、学校に現れた猫は宵闇に消えた。
そうなると、羽川だから羽川が好きだと実感した彼は、恋愛を通り越した自己犠牲的献身性だと理解して、忍に連日連夜の土下座をキメた。

忍野でも敵わないのだから今の自分では勝てる道理がなく、供物ドーナツとしつこい土下座にしびれを切らした忍も応えてくれた。
こうして妖刀を貸与していただいた暦は、どこにいるかも分からないブラック羽川を呼びつける策も考えていた。
ということで夢と希望と色々詰まった羽川の神乳が、微振動という遠隔セクハラを受けたのだった…

感想
化物語16巻でした。
面白度☆7 もっと神乳度☆8
神乳度はそこそこ、セクシーランジェリーのインパクトが強かったです。
救いになる恋愛中の羽川は、どう怪異とおさらばできるのか。































