247話
羽黒島に到着した別動隊一行。
五菱社員を黙らせるためにまず西が乗り込むと、それぞれがこの奇妙なメンバー構成に感想を漏らした。
かつては殺し合ったりメデューサの兄だったり、殺人鬼とヤクザの間で今はカップルまでできて、まるでバトル漫画のような昨日の敵は今日の友という構図。

道隆と千歌たちが繋がったのは、医師狩りでしげおの次の奴を始末しようとしていたタイミングだった。
龍野から情報をもらってこの機会を待っていた道隆は、これ以上の殺しはやめて大元の大木を倒すべきだと諭したのだった。
その大元こそ五菱社長の桐生正臣で、裏の顔がある大企業が相手でも勝利する算段は整えられていた。

その鍵を握るのが実は生きていたジャーナリスト斯波で、彼の仕事、つまり大企業と政府に頭が上がらない日本の腐り切ったメディアではなく、ネットで全世界に拡散することで外堀を埋め、腐った日本の司法でも罰せざるを得ない世論に持っていくのだ。
悪徳医師の罪も大きいが、確かにこのまま狩り続けても五菱に警戒されて暗殺が厳しくなっていくのも道理で、黒幕の首に手が届く道筋もない。

そう冷静に判断した千歌たちは、道隆の案に乗っからせてもらうことにしたのだった。
計画通り、千歌たちが新メデューサと警備隊を引きつけている間に羽黒を襲撃し、女医の研究資料という証拠を掴み、記憶改竄装置であるシナプス・リポジショナーも手に入れてメデューサ症候群の治療法もゲット。
それらを目的に西からの連絡で残りのメンバーも乗り込むが、そううまくいかないのが稀代の極悪大企業のやり方で、ボコボコの西を餌に誘き出したのは、教団編では共闘したメンバーもいる警備隊の連中。
これも小物だが、なんだかんだ厄介なゲス所長の機転のなせる業だった。

それもこれも天童組の構成員が裏切ったからであり、下っ端ヤクザは悪逆非道を繰り広げるTHEヤクザに憧れたクズであり、仁奈のゴスロリだ男の娘だオタク商売だのが我慢ならず、ヤクを売り捌く典型的な悪人になりたくてクーデターを狙ったのだ。
それを美しいドロップキックで終わらせたのが、さすが頼りになる神崎だ。

こうなったらなったで楽しみたい戦闘狂で楽しみたい神崎の相手をするのが、唯一渡り合えそうな隊長。
そしてカチュアが愛する若本も命を懸けて、仕事を全うする所存だった。
感想
サタノファニ245話246話247話でした。
全員を騙しているのは見事な演技ですが、それもそれで取り返しのつかない事態を招きそうです。
この展開、まさに腐り切った自民政府で醸成されたジャパンメディアへの風刺ですかね。
「サタノファニ」ネタバレ最新248話249話250話。殴り合って殺り合って己の正義を貫くためのぶつかり合い!






























