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234話

さすが性獣と呼ばれているだけあった我慢ができず、しれっと彼の手を触って欲情の泉を溢れさせて発情してしまった。

 

行動力が申し分ない性獣は即座に彼を押し倒すと唇にも吸い付き、更に愛液を分泌させていく。

 

お嬢様らしい上品さの欠片も無くなり、いそいそと下着をずらして跨って、夢に見た初交尾を大勢が見ている中でも構わず行おうとしていく。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2023年38号

 

 

それは何とか関西弁が阻止しておぞましいモノでも見たように見下ろすが、人の事を言えた立場じゃないのをここにいる全員がそう。

 

しかし彼に指摘されるのが原因のくせに何様だという思いもこみ上げる。

 

さて、今までは発情した即交尾という流ればかりだったので、発情して即座に気を失った場合はどうなるのか前例がなく、今は目を覚ますのは待つしかない。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2023年38号

 

 

果たして正気を取り戻しているのか否か、否だったら交尾してあげて別の子を探すのか、そうなったらバカみたいに同じことを繰り返しそうだと予想するのがお上品ぶっているリーメアリー。

 

 

果たして性獣をベッドに運んでしばらく、目を覚ました彼女は同じ部屋にいてもいきなり彼に襲いかかることはなかった。

 

しかし男の存在と触れるだけの衝撃を知ってしまった今、興奮してしょうがないという。

 

ともあれ理性を取り戻してくれた彼女はガーディアンへの非礼を気にしつつ、自分が性獣と呼ばれていることをもう知っているのなら、なぜこうなってしまったかを打ち明け始めた。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2023年38号

 

 

だってAVを観てしまったのだから仕方ないじゃないかと。

 

 

 

彼女は買い物帰りの森の中で草に隠れていた地割れに落ちてしまい、とても登れる高さじゃないし声を出しても助けが来る気配もないのでどこかへ続いている奥へ進んでいくと、人工的な空間に辿り着いた。

 

まるで指令室のようなそこは、サンドリアの地下深くにあったような超科学遺跡で、なぜかそこも謎の動力源で機械は起動し続けていた様子。

 

モニターやキーボードといった概念が分からなくても適当にいじり回したことで、彼女はAV動画を探し当てたのだった。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2023年38号

 

 

彼は様々な疑問を抱くが当時の彼女は男女の営みだと理解するや、即座に夢中でオナニーに耽り、それから帰り道を見つけるとこことAVを自分だけの秘密にして、ここでのAV鑑賞オナニーを日課にし始めた。

 

そのおかげで多くのプレイがあることを知り、やがて友人から交尾博士だの性獣だのある意味で一目置かれるようになったという。

 

そんな生活を5年、いつか殿方との交尾をと夢見ながらオナニーに耽る毎日を送り、人生を懸けた願いである男との交尾ができるチャンスが訪れたらもう、ちょっと無茶もしようというものだ。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2023年38号

 

 

叶わぬ夢だと理解してスッキリした後の賢者タイムでは泣くほどに虚しさを感じた性獣の告白に、彼はどうするのか…

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