5巻21話
極限多数決ゲーム。
数え切れない他人を不幸にしてなり上がってきた不破家にお誂え向きな、最後の一人になるまで終わらない考察する余地がない絞殺システム。

従うしかないと腹を括った悪人共はもちろん、自分が助かろうと浅知恵をこねくり回し始める…
21話②
金に権力に汚ければ家族の愛情もない、およそ現代文明人とは思えない腐り果てた家族だった。
まずは不破家長男でこの事態を招いたケイスケが槍玉に挙げられるが、ここは純粋な不破家ではない嫁が吊し上げられそうになり、子供たちも躊躇なくまず母親を最初の犠牲者に選び、夫は女として代替品扱いで切り捨てようとした。

しかし、こんなところで死んでなるものかと母は、子供の一人にカウンターパンチを食らわせることで、そいつにヘイトを集めることに成功するのだった…
22話
最初に逝ったのはカケルとは直接的に関係ない男だった。
家族だろうと、この状況の原因が長男にあろうと、誰が一族の利益になり得るかで選ぶ究極の守銭奴共。
不破はまだ変わらず、ボンボン生まれだから今の好き放題が出来ている無能で悪辣さを理解せず、被害者の感情も読み取れず、カケルを説得しにかかるが、僅かに寿命が延びただけで、醜い蹴落とし合いの末にまた家族が一人逝った…

23話
不破はどうにか自分が生き残ろうと、ルールを最大限利用して暴力団の叔父らが駆けつけるまでの時間稼ぎを両親に提案した。
尤もらしく聞こえるが、案を都合よく聞かせたいだけの訳の分からない屁理屈、それでも死の恐怖が間近に迫っている今、母親は子供が全員惨たらしく死のうとも、自分が助かりそうならそれでいいと安堵しかける。

もちろん不破は、まず母をハメるつもりの提案だった…
24話
男同士結託し、妻であり母を先に落とすことにしたおぞましき血筋。
妻への愛情など欠片もなく、そして母への愛も微塵も感じられない、本性の一部ではなくこれこそが不破家たる所以。
作戦を成功させた雄共は、死にゆく女にこれでもかと高笑いを浴びせかけた…

25話
ラストレディーを犠牲にして、二人で時間稼ぎをして親戚の助けを待つ。
それもまた父親を騙すための息子の非情な甘言だった。
ルールを言葉通りに理解すれば、3人になった時が最終決戦だと分かるはずであり、そこに唯一気づけた不破は両親をハメ落とせた。

しかし…
26話
間接的とは言え家族を死に追いやっても、悲しみの一つもなく出し抜いて生き残った愉悦に浸る悪魔の前に現れたのは叔父一族だった。
カケルがこのままはいおめでとう、と不破を解放する訳がなく、次は武闘派連中とのシンプルな暴力対決に勝ち抜いてようやく、真の勝利と相成る訳だ。

ただのボンボンに勝てる要素がないのはもちろん…
27話
姫宮アンは人気女優としてブイブイ言わせており、性格は救いようのない勘違いドブスを地でいっていた。
取り巻きを連れてLAに降り立ったのは、有名ハリウッド監督との仕事で更なら名声を手にするため。

果たしてこの舞台、カケルはどこまで用意周到に手を回しているのか…
28話
トップ女優を目指してるくせに、結城キリヤの小間使いとしてLAマフィアにドラッ〇を回す役目も担っていた。
生っちょろい日本人女として舐められ、代金を大きく値切られそうになるが、特大のビッ〇でもある姫宮はセック〇勝負という、B級エロ映画っぽい勝負を持ちかけるのだった…

感想
復讐の同窓会でした。
教師の対応をちょろっと描いてる辺り、旭川の事件を皮肉ってるのかと感じましたね。
政府も国会も大企業も腐り切ってる社会で、教育委員会や学校だけ清廉潔白でいろなんて不可能も不可能、犯罪者も復帰できるし〇リコンホイホイな環境ですからね。




































