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85話

雨の今日、普通に娼館に帰されていたマギーは窓の外を感じながらシュランゲを待ち遠しく思っていた。

 

レッタが極悪人と叫んでいたけれど、人違いだという淡い期待で忠告を無視し、自分の恋い慕う心を守ろうとした。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

普通に客も少ない雨の日が余計に鬱々とさせるその時、客が来たと呼ばれて心が浮き立った。

 

 

 

一方その頃、クーデターを間近で見たクリーガン将軍は特に忠誠心もなかったので、どっちの方が御しやすいか、あわよくば地位を奪えるかの判断基準でしか見ておらず、ドゥティアスは何を考えているか分からないが、息子を仕えさせているのでどうとでもできるだろうと見越していた。

 

つまり、自分もクーデターを起こして帝国の頂に登る気満々だった。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

そんなタイミングで訪ねて来たのは、一緒に頂きに登らせてやりたい息子のシュタイゲン。

 

用件を言う前にワインが欲しいというので、野心を滾らせて気分が上がっていたクリーガンはニンマリし、息子から誘うのだからこれまた気分よく、注いでやろうと席を立った。

 

棚から出してトクトクと注ぎながら、さて野望の話でもしようかというその時、新たな親殺しが発生

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

権力争いの中では血の繋がりなど些末なことか、それともドゥティアスに関わって毒された影響か。

 

とにかく新陛下の命で大切な者をマギーではなく父親にしたシュタイゲンは、確実に惨たらしい最期が相応しい。

 

クリーガンはまさかの息子の裏切りでもタダでは死ねまいと反撃したかったが、魔道士として一気にパワーアップしたキモい搦め手で身動きを封じられてしまう。

 

さっきまで謀反を企てようとしていたのに、即座に人生まで打ち砕かれる因果応報。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

多くの命を奪っただろう末路が息子に殺されるとはあまりに悲惨でお似合いな一方、父親の首と身体をさよならさせた張本人は、亡骸を見て深い後悔に襲われているようだった。

 

 

想い人が次々と手を血で染めているなど知る由もないマギーは、普通の客を気持ち良くする仕事をこなしたところだった。

 

 

 

そしてシュタイゲンがきっちりやり通すのを水晶でモニタリングしていたドゥティアスは、一皮剥けたと漏らしながら、アウレリアが眠る間に着いた。

 

まさに悲劇のヒロインみたく静かに眠る彼女を前に、服従を誓う部下に新たな力を授けることを決めた。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

そしてシュタイゲンに完敗したレッタ一行は帝都から離れ、とある町で休息していた。

 

美女たちが眠るベッドに挟まれて床で寝ていたレッタは、あえなくマギーを奪われた時を夢に見てうなされ、眠ったことで余計にストレスが積み重なってしまう。

 

悪夢で目を覚ましたレッタはそのまま町外れまで行き、不甲斐ない自分に怒りつつ、今の実力じゃまず勝てないだろうことに悔しさが募る。

 

その時、色々と事情は察してるらしいオルガが現れ、ちゃんと彼の望みを叶えるためにまずは落ち着かせた。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

彼の求めるもの、それは何倍もの強さ。

 

他の人外と龍付きコンビに後れを取る訳にはいかないオルガは、ならばと地面を陥没させながらまだまだ能力を引き出せていないんだと指摘。

 

ともあれ今度の強化は更なる試練になる。

 

まさに地獄を見る覚悟はあるか問われたレッタは、父親の仇、仲間を守るため、新たにできた大切な人を救うためにも当然と返した。

 

地の底に続く階段を下りていくレッタを待ち受けるものとは。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

少年と極悪非道男との因縁の対決は、国の存亡と女をかけた血みどろの戦いへと…

 

 

感想

終末のハーレムファンタジア84話85話でした。

孤独になること、近しい者を殺すことが更に協力な魔力を得る条件なのかも知れないですね。

さて長い休載に入るようで、作者不調とかでないことを祈りつつ、気長に待ちたいと思います。

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