87話
ヴァリアクメリアは目を付けた約束の子は、まだ可愛らしい盛りのショタだった。
くりっとお目目の少年は鼻歌を奏でながら森の中を行く。
すると神秘的な泉に縦ロールの美鹿がいたのだが、足を矢で討たれて疲弊しているようだった。

何かを察知して飛び去ったお供の鳥、ヤバい気配に気づけない少年は単なる殺され損ねた可哀想な鹿だと思い、分け隔てない優しさで助けてあげることにした。
手をかざせばあら不思議、矢を引っこ抜いて傷を癒し、まさに回復魔法をかけて瞬く間に跳ねれるほど回復させたのだった。
助けられた鹿はラッキーハッピー、優しい少年の背中を見送って姿が見えなくなると、美鹿に見合った真の美女フォルムで不敵な笑みを浮かべた。

その夜、鹿助けもして十分に歩いた少年は焚火の傍で心地良い眠りにつこうとしたが、何者かの気配でそれどころではなくなった。
ヴァリアは堂々と人型で現れ、少年の名を呼んで挨拶をした。
ヨタ少年の名前を知っている理由ははぐらかし、ヨタも明らかに怪しい魔女に驚きつつも男らしく美しさに目を奪われてしまう。
彼女の足を包帯を見て昼間の美鹿だと察すると、訊かれるままを答えた。

と言っても使えるものは使えるという程度の認識しかなく、もっと小さい頃から村の中で人や動物を癒しており、天然で大魔力を備えた金の卵なのである。
見立て通りの素晴らしいポテンシャルに思わず舌なめずりしてしまうヴァリアの自己中さに気づけないヨタは、村のオババの予言に従って一人旅しているという。
彼女もその通りだと肯定し、口から気持ち悪い軟体生物筆みたいなものを吐き出した。
それを何とショタチンの先っぽから挿入することで、ヨタの器準備は完了か。

完全なおねショタ展開に突入し、ヴァリアは有無を言わさずヨタを拘束して逃がさず、鹿らしい舌使いで濃厚なベロチューをかまし、少年を一瞬で性に目覚めさせた。
月夜の下、まとっていた服がふわっと消えて形の良い巨乳が露わになり、少年は恐怖と期待の鼓動が高鳴っていく。

その様子は完全に悪い魔女、しかしベロチューを超える快感に期待が膨らんでいくばかり。
しかし快感と能力を得る代償が後出しで片腕なんて言われたら、まだ世間を知らない少年だってお断りするしかない釣り合いの悪さ。

片腕の代わりに〇ンコに変な物を突っ込まれるドスケベハプニングは不可避、かに思われた直後、ヴァリアが血を吐いた。
月の光を隠した大柄の男、アシンメトリーマッシュルームカットの気持ち悪い髪型は親殺し皇帝その人。

ヴァリアは魔法の剣で貫かれて相当なダメージを受けたのだが、下にいて同じく貫通されたヨタは不幸にも短い生涯を終えていた。
約束の子も始末するのが目的だったのかさて置き、ドゥティアスの狙いは魔族のヴァリアを生きてひっ捕らえることだった。
器を殺されたヴァリアは喚き散らすがサイコパスには何も響かず、問答無用で城に連行されていく。

そして深部でヴァリアが目の当たりにしたのは、器競争をしている他の魔族女たちがいやらしい椅子に座らされて、喘ぎよがっている光景だった。
その一人は先帝の相棒であるエクスターシャ、パンキッシュな感じのアリサ、おでこ二本角パッツン髪のヴェルヴェル。
器競争をしている魔族女の桁違いの魔力、それは身に宿せし竜の卵の恩恵。
皇帝ドゥティアスは魔力供給源の最適解に彼女らを選び、監禁拘束して搾り取っていたのだった。

感想
終末のハーレムファンタジア特別編ⅠとⅡと86話87話でした。
約半年ぶりの再開はまず、ほっこり特別編のジャブからということで、真夏に始まる本編が楽しみです。
































