パンプキンナイト8巻
尚子を敵と認識するように脳をいじられた和也は、その通りに彼女をぶちのめしにかかった。
そして愛を貫く彼女は、やられるがままに圧倒的暴力を受ける。

泣きも叫びもしない享受、それが和也の正気を取り戻させることに繋がると、有紀の生配信を観ていた世界中のダークウェブ民から拍手歓喜のメッセージの嵐。
しかし尚子を抱きしめこみ上げる性的欲求、快楽が和也には苦痛になるよう仕組まれており袋小路の八方塞がり。

それから抜け出すため、彼は脳内神経を物理的に破壊してもらった。

尚子はボコボコにされて足も一本骨折、和也も脳へのダメージが深刻、ベビーフェイスは片目以外絶好調。
3人揃って反撃の門出に被検体被害者たちも解放し、あゆみ先生もパンプキンコンビの麗しい愛の姿に感動した直後、先生の頭が吹っ飛んだ。

人類犯罪史に燦然と輝きそうな人体実験施設。
こうなったら手放すことにした院長の一声で軍隊介入、殺戮の始まり。

圧倒的利権で世界の大半の軍を手駒にできるブラック企業の手先、それが主犯のママの正体。
ハッキングに次ぐハッキングで有紀側も軍に狙われる事態に発展し、パンプキンナイトの復讐劇はどこまでも広がっていきそうな勢いに。

そんな中でも、パワーも格闘センスも凄い百人力ベビーフェイスならちぎっては投げちぎっては投げ。

そこに脳がヤバイ状態の和也も参戦。
プロ軍人を圧倒するスタイルはランボーを凌ぐ。

そして死んでから少し善人ぶって現れる全ての元凶、主犯。
今更尚子への恋心で母を説得する亡霊には、やはり脳溶かしがお似合いだった…

パンプキンナイト9巻
施設から逃げ出し、沖縄で束の間のバカンスを楽しんでいたパンプキンカップル。
暮れなずむ夕日の中、犬と散歩してクラゲではしゃぐ、ここは天国か。

しかし和也は近い内に廃人になるのが予想されるほど、脳がヤバかった。
有紀が拡散した非人道的な人体実験情報により、世界中で暴動が勃発。
いつどこで第三次世界大戦が起きてもおかしくなさそうな混乱の中、黒幕企業は何が何でも尚子らを暗殺するために武装部隊を投入した。
もちろん先を見越して武器を調達していた有紀のおかげで、まずベビーフェイスがお出迎えの乱射で肉塊を量産。

パワーとスピード、タイマンなら世界1かも知れないベビーフェイスに気を取られたら、パンプキンナイトが接近戦で残虐非道な兵士にブスっと一刺し。

博士も遠距離狙撃で支援し、可能な限りの迎え撃つ体制は取っていた。

人で敵わないなら殺人ドローン。
一瞬で細切れにされそうなレーザー攻撃でさえ、射線を読んで躱しに躱す尚子の身体能力には誰もが脱帽し、服をボロボロにされても素肌はスベスベを維持。

これまたハッキング配信された尚子の迎撃戦で、彼女のファンはうなぎ上りに増殖。
しかし殺人ドローン戦はここからが本番、その一射目が部下刑事を貫き、トランクス的役割を担わされてしまう。

まさに蜘蛛の子のように投入される殺人スパイダー。
誰かに憎しみを持たなければならない被害者だけでなく、欺瞞だらけの世界いストレスを抱えている世界中の人が尚子を応援した。
そのエールを背負い、パンプキンナイトは躍動する。

包丁二本で無数のレーザー兵器に対抗する尚子だが、彼女はあくまで限界のある人間だった…
パンプキンナイト10巻
尚子の弱点、それは体力の限界。
さすがに化物級の身体能力で動き回れば息が切れ、足に来る、それならそれで兵器を持つ仲間の援護を巧みに使う辺り、戦闘センスもズバ抜けていた。

しかし黒幕CEOは尚子単体の強さにこそ利用価値を見出しており、更なる切り札で強制的に孤独に追い込むことにした。
それはドローンレーザーを遥かに上回る艦砲射撃で、手始めにベビーフェイスが花火みたいにぶち飛ばされた。

もう人では着弾と爆発を避け切るのは不可能、悲しみに暮れる尚子も爆音で耳がヤラれてしまう。
博士も巻き込まれ、移動不能な足にされた。

そして和也たちが立てこもる別荘にもこれでもかと撃ち込まれ、完全崩壊火の海に。
何をどう見ても助かりようのない光景に、パンプキンナイトはついに絶望の眼差しを見せた。

だが和也や有紀たちはしれっと逃げ出しており、繁みの中に潜んでいた。
絶望し耳もヤラレ、彼らの声は尚子に届かないし、砂浜に出れば射撃の的になるばかり。
ならば和也は自力でパンプキングモードに入り、歩けるはずのない状態でも気合と根性と愛で彼女を復活させるべく傍に寄り添った。


全方位から悪意を向けられ、一度殺され、脳を破壊されながらも、愛を確かめ合った史上最強のカップル。
死でさえ分かたれなかった二人だが、人の業の塊が甘い空気と彼を破壊した。

あえて跡形もない程に鉛玉をぶち込んで肉塊どころか、血の海にした黒幕。
逆鱗に触れられたパンプキンナイトは哀しみ以上に怒りで限界を超え、悪鬼羅刹に天誅を食らわせていく。
怒り、憎しみ。
計り知れない憤怒を向けられた兵士はいるはずのないモンスターが見え、恐怖に震えながら因果応報の最期を遂げていく。

尚子の恨み辛み怒り憎しみは敵の認識に作用し、恐怖をイメージさせた。
ヘリをジャックし、人殺しが仕事の悪魔乗組員を地獄に送り、愛しい和也への餞にした…

感想
パンプキンナイトのエログロ特集でした。
こんなぶっ飛んだ作品が二桁まで行くなんて予想してなくて嬉しい限りです。






























