辱断罪5話ネタバレ感想
行方不明の大学生にあったことがあると言う婦人警官。
彼女から情報得るため、勝巳は少しずつ真相に近づいていく。
5話
交番に話を聞きに行くと、当然のように黒沢が先に来ていた。とにかく用件は、行方不明の大学生、香取公平に会ったことがあるというこの警官からその時のことをきくことだけだ。
殆どは警察の捜査本部に伝えたことばかりだが、話しているうちに思い出したことが一つあるらしい。香取はこの交番まで来た後、一人で山に入って行ったらしいのだ。
山に一人で入って行った。その言葉を繰り返した後、勝巳は帰る前に質問を一つ投げかけた。旅行中のその大学生は楽しそうにしていましたか?と。
警官はもちろんだというように答えた。
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どこか釈然としない顔のまま、黒沢と喫茶店に入った。山に入ったらしい大学生。ならこの村にとっての山とは何なのか訊いてみると、彼女は嬉々として語り出した。
山は信仰の対象そのもので、時は寛永の大飢饉まで遡る。この辺りも例に漏れず飢饉に見舞われ、いくつかの集落の村長が集まって話し合った結果、奪えるところから何もかもを奪うという結論を導き出した。
生きるために殺し、犯し、人間らしい感情を捨てて生にしがみついた。
命からがら逃げ出せたのは、僅かに数人の女だけだった。その女たちが復讐の鬼となり、外界に牙を向く存在となった。
それが、この地域に伝わる鬼を神と崇める信仰の由来だった。しかし、山には神社や遺跡などは発見されておらず、山そのものが信仰の対象になっている。
山に行けば何か核心的な情報が得られるかも知れないと考えた勝巳は、山に入るつもりだった。
感想
辱断罪5話でした。
警官が嘘を言っていると気付いたから、山に何かあると踏んだんでしょう。これで解体村に潜入からのクーデターなどが起こるのかも。
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