
蛍火の灯る頃に2巻ネタバレ感想
止まるライフライン。
村を覆う霧と人の顔を持つ蝿。
そんな時に現れた、訳知り顔の怪しい女。
一人目の犠牲者
朝でも昼でも夜でもない絶妙な時間、禍時なら外を出歩けると言う鷹野。
水なら村に入るところにあった手水舎のものが飲めるらしい。
それは、村の領域の外から来る伏流水で地獄の瘴気にあてられていないお陰だった。
そして、傷口があっという間に化膿するのも、食料がすぐ腐るのも、野犬が凶暴になっているのも、村の瘴気が原因らしい。
だが祖母や村人の行方は知らず、外部からの助けも期待できないと断言された。
そう言った後、どこか具合が悪そうな素振りを見せ、有無を言わさず家を出て行ってしまった。
著者名:小池ノクト 引用元:蛍火の灯る頃に2巻
出来ることが分かったのはいいが、信輝が吐血し危険な状態に陥る。
直後に心音が聞こえなくなり、幸人は急いで心臓マッサージを施した。
奇跡的に息を吹き返したが、一瞬ののちにまた目から光が消えていく。
そんなあの世とこの世の境を何回も往復しながら、その度何回も吐血した。
やがて、もう助からないと悟った彼は死なせてくれと呟いた。その時、輝美は走馬灯のように父との思い出を瞬時に思い出し、幸人を突き飛ばして別れの言葉をかけた。
著者名:小池ノクト 引用元:蛍火の灯る頃に2巻
直後、どこからかたくさんの蛍が現れ、信輝に群がりだした。
撥ね退けても消えず、彼の体の中に染み込むように消えていった。
蛍が消えてから彼の顔を見ると、既に事切れていた。
日が昇りきる前の禍時に埋葬を終え、祖母の家に戻った。
父との残酷な別れでストレスが溜まりまくっていた輝美は、ただ淡々と食事の用意をしている月に食って掛かる。
それを止めに入った幸人には、ニートだったのに、こんな状況になって活躍できてるからいい気分なんでしょと煽る。
著者名:小池ノクト 引用元:蛍火の灯る頃に2巻
さすがに聞き捨てならなかった幸人は手を上げてしまう。
すぐに輝也が仲裁に入ったので、それ以上醜い争いが続かずに済んだ。
その日の夜、月が正志に信輝が亡くなったことを伝えると、彼は取り乱すことなく耳を傾け、姪の輝美を気にかけてやってくれと頼んだ。
それを、輝美は密かに聞いていた。
著者名:小池ノクト 引用元:蛍火の灯る頃に2巻
翌朝。
禍時の間に食料探しに出かけようとした時、昨日まで頑なに行かないと声を荒げていた輝美が、率先して前を歩き出した。
他の民家の中は餓鬼蝿に荒らされていて、床には糞がおびただしく敷き詰められており、まるで手入れのされてない家畜小屋のようだった。
時間切れが近づいて家に戻る途中、信輝のお墓参りに寄ったが、墓は掘り返されていてもぬけの空だった。
著者名:小池ノクト 引用元:蛍火の灯る頃に2巻
さらに、辺りには人間二人分のサイズはあろうかという足跡らしきものが森の中へ続いていた。輝美はそんなことには気付かずに、父を求めて森の中へ踏み込んでいく。
もう禍時が終わりそうな時間、輝美はいきなり何かに襲われて服を剥ぎ取られ胸を丸出しにされて、圧し掛かられた。
著者名:小池ノクト 引用元:蛍火の灯る頃に2巻
しかし、落ちていた枝を拾い相手の首に突き刺し、何とか振り払うことができた。
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