
デッドチューブ6巻
ネタバレ感想
デッドチューブの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。
町谷を守ったもう一人のラスカル。
生き残っているのは町谷グループと謎の少女のみ。
では、片方のラスカルは一体誰なのか?
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ホラー
警棒を持ったラスカルの方が圧倒的に強く、鉈の方を一方的に殴り倒した。
激しく動いたせいか、頭の部分が外れ、中から嬉しそうに笑う真城が出てきた。
しかし、鉈は少女を担いで逃げる。
町谷は君が一番綺麗だから気付けたよと言うと、真城は満面に微笑んで鉈を追いかけ襲いかかっていく。やがて崖の前まで追い詰められた鉈は、機械で変えた声を発した。
3分以内に私が誰か当てれば少女は返そうと持ちかける鉈。
その時町谷は、頭の中でここに来てから経験した出来事を編集して整理し始めていた。

そして程なく答えを出した彼は、これはミステリー映画ではなくホラー映画だと言った。
無人島、連続殺人。
それらを深く考え過ぎていたが、実は一つ一つには何の意味も整合性もない。
だからまともな推理はするだけ無駄で、一連の事件にはあるホラー映画らしいテンプレがあった。
それはセックスの最中に殺されること。
能見が殺されなかった理由はアナルセックスだったからで、それは映像から汲み取れなくもない。
処女は殺されないというのも、ホラー映画のお約束だった。

しかし、真城と城垣というド級の変態二人がいたせいで、単純なホラーは意味があるような様相を呈してややこしくなってしまった。
そして真城が言うには、財津は殴って気絶させただけで、殺してはいないと言う。
つまりあの夜、鉈はロッジ付近に潜み最初に石崎を殺し、その後で財津を殺したのだ。
トリックを用いたミステリでもなんでもなかったこのゲーム。
ラスカルの正体は最初から選択肢に含まれていなかった人物。
それは、最初に殺されたはずの西島だった。

いや正確には西島の双子の兄で、あの生首は弟の方だった。
町谷に語った弟が病気だという話が僅かな伏線で、その話も西島曰く真実ではあるらしい。
弟は特に才能もない平凡以下の人間だったが、それに拍車をかけて努力もしない怠慢な性質だった。しかもその怠慢にある病名がついてからというもの、病気を免罪符に態度はでかくなり、兄を語って多額の借金さえ作った。
そんな時にデッドチューブを知り、クズな弟を有効に利用できる機会がやってきたと思った。完全犯罪をするチャンスだと。
しかしこの映画も、町谷に言わせればつまらないクソ映画でしかなかった。
主役より脇役の方が強くてキャラも濃いのだから。

だが西島は少女を返そうとはせず、ホラー映画らしい締め方をしたいと言い出した。
それは最後に生き残るのは処女のこの少女で構わないが、代わりに非処女の水野か三輪を差し出して殺させろと言ってきた。
すると三輪が一歩前に出た。
何度も命がけで守ろうとしてくれた少女を見捨てられるほど、彼女は薄情ではなかった。
町谷は三輪にいざという時助けてくれるか?と訊かれた時のことを思い出したが、動こうとはしなかった。
目を覚ました少女に、三輪は微笑みながら近づいていく。
もう手が届くかと思ったその時、少女は足に力を込めて西島もろとも崖から飛び降りた。

ラストシーンは、雨に煙る崖先で号泣している非処女の後ろ姿だった。
そして勝者の4人は支払われた金額を知り、驚愕の真実に愕然とするのだった。



































