家に帰ってもしばらくはしゃいでいたサクとみかんは疲れ果てたのか、ようやく布団に横たわって眠りについた。
きっといつも家にパパがいないから、ジョーをそれに重ねて甘えてるんだろう。
父親の愛情に飢えているのかも、とゆずが漏らすと、ジョーも俺も飢えてると言いながら、台所に立つゆずを後ろから抱きしめた。
二人はゆずの部屋に行って、ベッドの上で抱き合いキスをした。
反対を向いてもらいゆずは服を脱ぎ出したが、どこまで脱いでいいものか分からないまま、取り合えず下着姿になった。
その後ろでジョーがガチャガチャとベルトを外す音が聞こえてきた。その音を聞いてようやく現実味を感じ出したゆずの緊張感は、急速に高まっていく。
もういい?と訊いてジョーが振り向くと、ゆずは恥ずかしそうに俯いていた。しかし、十分誇っていい最高のスタイルのダイナマイトボディだった。

もう既にパンツまで脱いでしまっているジョーのあそこにゆずは目を背けつつも、指の間からチラチラと覗き見るので、ジョーは惜し気もなく差し出した。
初めて触る男のアレに興味津々なゆず。
意外と柔らかくて熱を持っているのにも驚いたが、これが入ってくるなんて想像できない。
すると、もっと強く速くこう動かしてと言われ、素直に従って手を動かした。するとみるみる硬くなってきて、先っちょからヌルッとしたものが出てきた。
ゆずも下着を脱いで裸になった。
さっそく挿れようとしてくるが、彼はゴムを着けようとしない言い訳に、いきなり結婚しよと言ってきた。

ゆずと一つになるのにゴムの厚さにも邪魔されたくないとドヤ顔をするが、明らかにゴムを持っていないだけなのがバレバレだった。
それでも外に出すよと言いつつ、無理やりにねじ込んできた。
痛くて怖くて涙が出てきた。
それを見て今日は止めとくかと彼は言ってくれたが、それはフェイクで、そう言った後に腰を前に突き出した。
初めてはシーツに血が染み付いた。
結婚しようなんて、その場限りの勢い任せだって分かっているけど、どうしようもなく嬉しかったから、その後も貪るように求め合った。

あっと言う間に7年が過ぎた。
ゆず、23歳。時は春。
ジョーとは切れていた訳ではなかった。

ゆずが高校卒業した頃、彼の祖母が突然この世を去り、彼は孤独になった。
それから彼は時折姿を消したかと思うと、何ヶ月ぶりかに戻ってきたりしてゆずの部屋に転がり込んだりしていた。
彼が持ってくる奇妙なお土産が徐々に部屋の中を占領していく。
それが当たり前かのようにベッドでくつろぐジョー。
いつからか、身体中にタトゥーが少しずつ増えていった。
彼氏がいるんだからと言って追い出そうとしたが、なぜか二人を激しく腰を打ちつけ合っていた。
彼氏がいるのに、嫌じゃなかった。

付き合っている訳でもないし、それからも何人かと付き合った。でも長続きしなかった。
それは、どこかでジョーが特別だと分かっていたかも知れない。
地元のベーカリーで働いていたゆずは、白い制服を纏って母の好物の桜あんぱんを推して、労働に勤しんでいた。
そこに異臭を放ったホームレスらしき男が来店してきたので、心中でため息をついていたら、それは久しぶりに見るみすぼらしくなったジョーだった。
驚いたのも束の間、店の外に連れ出して話を訊くと、どうやらタイのバンコクに行って知り合い伝の仕事を手伝っていたらしい。
しかしそれが本当にヤバイ仕事だったので命からがら逃げ出し、有り金も使い果たして故郷に戻ってきた訳だが、どこまでも緩い性格は何も変わっていなかった。
仕方なく家に呼んで風呂を貸し、髭を剃らせて、まともな食事を与えることに。
だが市長である父はよく知っているジョーだからこそ顔をしかめ、彼がもう26なのに危機感をまったく抱いていないことに苦言を呈した。
それも全て、愛する娘の将来を思ってのことだった。
すると彼は、落ち着いた様子でこの町に根を下ろしてゆずとともに生きていきたいと、ほぼプロポーズなことを言い放った。

ゆずはジョーを連れて海に来た。
海を眺めてキレイだなーなんてほざいた直後、いきなり素っ裸になって冷たい海に飛び込んで、一人勝手に凍え出した。
あまりのバカさ加減に呆れ返るが、どこかホッとしているのも確かだった。
ジョーは自分勝手に同棲する段取りを勝手に話しながらイチモツを振り乱して近づいてきたが、さすがに気持ち悪いので通報しようとした。
その時、男が一人打ち上げられているのに気付き、思わず悲鳴を上げた。

感想
ハレ婚13巻でした。
面白度☆7 ゆず度☆9
今も昔もゆずのいい女っぷりは変わりませんね。ババアの遠慮のなさ、爆乳と呼ばれて自分のことかと一瞬勘違いする同級生、小さな柑橘系双子。
夕暮れに染まる帰り道。
この後で龍&まどかとの共同生活が始まり、ドロドロになっていきます。
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