園芸妻
史久は3年前から兄一家と実家で同居していた。
母が亡くなってからは、義姉の花純が家のルールの主導権を握り出していたが、可愛くて仕方ない姪の紀里が懐いてくれているので、多少の肩身の狭さはどうでもよかった。
著者名:黒澤R 引用元:金魚妻2巻
そして、紀里の面倒を見てくれるので、史久が多少甘やかすのを、花純はそこまで強く注意してこなかった。
ただ、紀里が彼に懐くのは、父親である彼の兄が娘に全く愛情を注がないからだった。
著者名:黒澤R 引用元:金魚妻2巻
たまにフラッと帰ってきては傍若無人に振るまい、娘を邪魔者扱いにして妻を独占し、彼に娘の世話を押し付けていた。
そんな風だから、娘は父を嫌い、叔父の彼に本当のパパになって欲しいとお願いさえしてきた。
しかし、兄の優しかった頃を知っている彼は、それだけ慕ってくれる姪の言葉を素直に喜べなかった。
活動家で家族を蔑ろにし続けた兄弟の父は、反抗する兄の頭をかち割った。
それ以来兄の性格は暴力的に一変し、母は園芸に癒しを求めるようになり、そのうちに父は家族を捨てて姿を消した。
兄は妻が作ったご飯を食べ終えると、弟と娘が帰ってこないうちに妻を犯そうとし始めた。
庭弄りをしていた完全防備の妻の服を自ら脱がせ、縁側で全裸にさせてから片足を上げさせ、激しく指で刺激していく。
ちょうど紀里を送り届けて帰ってきた史久は、それが自分に見せつけて姉を辱める兄の遊びだと知っていた。
妻を喘がせ、愛液でぐちゃぐちゃにして自分も気持ちよくなれば終わるはずだったが、その日の兄は妻を彼に犯させようとしてきた。
曰く、レイプした女の家族に復讐され、男根を切られたらしい。
優しかった兄は完全に悪魔になっていた。
ホームセンターの園芸コーナーで働いていた花純を最初に好きになったのは、史久だった。
すると兄は弟の好きなものを奪うためだけに、好青年を装って彼女に近づき、孕ませて後戻りできないところまで関係を進めてから、本性を表し、弟にも舌を出した。
著者名:黒澤R 引用元:金魚妻2巻
庭には、母が育ててきたたくさんの植物が植わっている。
母は紀里が生まれると知って、毒のあるスズランを撤去していたが、奥の方にある他に毒を持つものはそのままにしていた。
かつて母は、悪魔のような父から子供たちを助けようと一人であることを実行し、誰にも知られずに闇に葬った。
ただ、亡くなる前にこの家を支えていく花純にだけは、その秘密を話していた。
彼は命令されるがまま、花純の中に長年育ててきた思いごと突き挿した。
著者名:黒澤R 引用元:金魚妻2巻
そして彼女は彼の好意を受け入れながら、義母から受け継いだ秘密を伝えた。

































