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これが最善手だとばかりに嬉々として話す中村。

しかし、今治は受け入れるわけにはいかなかった。

 

かつての生贄投票の当事者だと知られるのは覚悟していたし、自分でかき乱せば余計にこじれてややこしくなるだけだと思った。

 

ネットの世界は嘘ばかりなのにと中村は反論するが、それでも受け入れられないと分かると、彼女はあっさり引き下がって部屋を出て行こうとした。

 

 

しかし去り際、私が先生を守ると、確固たる意思を告げてから出ていった。

著者名:江戸川エドガワ 引用元:エブリスタ

 

 

 

職員室に戻ると、思わずため息が出た。

 

どうにも危なっかしい中村を見ていると、ドッと疲れを感じた。

 

始末書の件で呼ばれているのに、教頭の姿はどこにも見えないし、解決すべきことがどんどん増えていた。

 

 

その時、生贄投票のアプリが起動。

新生贄君が喋り出し、職員室は一気におぞましい声で埋め尽くされていった。

 

服巻の悲惨な結果をあざ笑いつつ、次の投票結果発表は3日後だから予告をしておくよと言い、その投票内容を伝えてきた。

 

投票者はまたしても教員で、聖職者としてふさわしくない人を誰か一人選ぶというものだった。

著者名:江戸川エドガワ 引用元:エブリスタ

 

 

選ばれた一人には社会的死。

結果発表は3日後の12時。

今までと変わらなかった。

 

 

一人はため息を吐き、一人は声を荒げ、一人は目を瞑った。

 

落ち着かない様子の職員室の中、神庭は教頭が決めたように取り合わなければいいだけですと発言するが、田畑はその教頭が朝から姿が見えないんですよと苛立ちを露にした。

 

その時、タイミングを図ったように教頭が職員室に入ってきた。

 

 

どこで何をしていようと、あなたに話さなければならないことはないと田畑を睨み返し、聖職者にふさわしくない者とは、一体誰ですか?と訊いた。

著者名:江戸川エドガワ 引用元:エブリスタ

 

 

感想

生贄投票42と43話でした。

まず、女教師は瀬戸で間違いないと思うんですが、初登場時の淳子ではないのが、ただのポカミスなのかどうかが気になります。

とにかく、今度はこの瀬戸か田畑が生贄になるのは間違いないんでしょう。

中村がどういうつもりで今治を助けようとしているのか、まだ何とも言えないところです。

愛ゆえか、裏があるのか・・・

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https://kuroneko0920.com/archives/30681