その時、壁を外から叩く音がして引き金を引くのを思いとどまった。
著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人97話
窓から覗くと、壁を叩いたのはファルコらしく、彼は彼で自分の不甲斐なさを壁にぶつけただけだったようだが、ライナーはまだ彼に希望を託せるはずだと思い直した。
ファルコは相変わらずガビの先を行けないことに絶望しかけていた。
すると、心的外傷で戦線から戻ってきた兵士が入院している病院の前を歩いているのに気がつき、誘われるように中に入ると、あの時上官から助けた負傷者が声をかけてきた。
彼は片足こそ失ってしまっていたが、すっかり心的な問題は治っているようだった。
ファルコがそのことを喜ぶと、元々心的外傷を装って故郷に帰らないでいいようにフリをしているだけだと彼は打ち明けた。
著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人97話
そして、ファルコがガビを救おうとして悩んでいるのを知り、彼自身が経験したからこそ言える言葉で励まし、戦場の先に何を見るかは人ぞれぞれだと答えた。
著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人97話
するとファルコは憑きものが落ちたように清々しい気持ちになり、一通の手紙を持って本部に引き返した。
同日の夕暮れ頃、タイバー家がマーレ軍を訪れていた。
当主はヴィリーと名乗り、おそらく3世代に渡る一族の面々を対応したマガトに紹介した。
著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人97話
タイバー家がマーレ軍を訪れた目的は、再び軍と足並みを揃え、英雄を作り出して血塗られた歴史を繰り返させないようにすることだった。
だがマガトは不可解な状況に突然現れた彼らに、猜疑心を持たないわけにはいかなかった。
著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人97話
ファルコは手紙をポストに投函した。
それは、あの心的外傷のフリをして家族に会うのを怖がっている男から頼まれたものだった。
クルーガーと名乗った男は、収容区から出した手紙は検閲されて自分が仮病だとバレるので、外のポストから出して欲しいと頼んでいた。
ただ、家族に無事でいることを知らせるだけだからと。
著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人97話
感想
進撃の巨人97話でした。
クルーガーと名乗っても、フクロウはグリシャに喰われて、それをエレンが喰って進撃を継承したはずなので、見た目からも考えるとエレンが一兵士に成りすまして本土に侵入したということでしょう。
ジークの立ち位置がいまいちはっきりしませんが、そろそろ戦闘パートに突入してもいい頃なのではないかと思います。
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