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人を殺す意味

7月12日

学校は沢ノ井が殺された話題で大騒ぎだった。

 

そんな中、片桐は他の二人に呼び出され、真琴は息を潜めて3人の会話に耳を澄ませた。

 

男子二人は片桐が殺したんじゃないかと疑っているようだったが、彼女にそんな力があるわけないことも分かっていたし、彼女も目が覚めてすぐ倉庫を出ただけだから、誰も見ていないらしかった

著者名:向浦宏和 引用元:虐殺ハッピーエンド1巻

 

そして坊主頭の梶原が、レイプもしてないし倉庫にも行ってないことにすると声を荒げて片桐を脅した。

 

 

 

あの時、一瞬片桐を殺さなければと考えた自分を真琴は恥じた。

 

だが、父親が酔って暴れて警察の厄介になったことに我慢の限界を超え、さらに沢ノ井のことで警察に事情を訊かれていた梶原を優しそうな両親が迎えに来た。

 

梶原が鬼畜の顔を隠して「パパ、ママ」などと呼んで涙さえ流すのを見せられ、真琴が膨れあがるのを殺意を止められなかった。

 

 

優しい両親。

可愛くて元気な妹。

裕福な家庭。

だが、レイプ犯の鬼畜な梶原

著者名:向浦宏和 引用元:虐殺ハッピーエンド1巻

 

 

 

真琴はテスト問題を盗ませた件で話があると言って展望台がある公園に呼び出し、今度は一切の躊躇いなく殺し、死体を隠した。

 

 

次はもちろんレイプ犯のもう一人、森下だった。

 

 

雨の日で全くひとけのない資材置き場に呼び出し、頭をかち割って殺した。

 

だが、次の日を迎えてようやく、どんなクズでも悲しむ人がいることに気がついた。

 

 

森下の母親はずっと詩織の世話をしてくれていた看護師の鈴原さんだった。

彼女はあえて職場では旧姓を名乗って、オンとオフを切り替えていたのだ。

 

 

片桐は自分をレイプした男の二人が殺され、一人が行方不明になっていることに明らかに動揺して青ざめていた。

 

鈴原は息子を殺した奴に復讐してやると激昂していた。

著者名:向浦宏和 引用元:虐殺ハッピーエンド1巻

 

 

そんな二人の顔を見せられて人を殺すとどうなるか分かった真琴に、思いもよらぬところから捜査の手が近づいていた。

 

 

感想

虐殺ハッピーエンド1巻でした。
面白度☆8 理不尽なループ度☆9

設定ありきでしょうから、デスゲームジャンル並みに伝えたいことがよく分からないですが、徐々に追い詰められていく様や、警察を欺こうとするところを読ませる力がありました。

でも、ループが手術日で終わる保障はないし、そこから先、主人公がどう考えているのか気になりますね。

絵は綺麗で内容にもマッチしていて良かったです。

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