ケイゴとサヨがシンゴとユウゴのいる部屋に辿り着くと、全てを知るユウゴがマコトの声で語りだした。
綾原ケイゴがゼロから命を作り出す計画を立ち上げ、それに集められた研究者の中にサヨの母や野間マリーがいた。
そのマリーの提案でぬいぐるみに命を宿すことが決まり、研究は進んでいったが、いつしかスポンサーとなる権力者が私利私欲を見せ初めて方向性が金儲けのためだけになっていった。
そこでユウゴは兵器にされそうなガラテアを止める手段を密かに作った。
ガラテアだけに効く毒薬を作り、それを仕事の手伝いだと説明してケイゴの体内に隠したのだった。

そしてサヨの母も、別方向でガラテアを止める手段を作っていた。
あのお祭りの時にマスコットたちが暴れだしたきっかけが、あの不協和音だったのを逆手に取り、セーフティロックをかけるように暴動を止める不協和音を作っていた。
そしてユウゴと同じく殺された彼女の遺体から、春名たちはその音声チップを手に入れ、まさに今、それを全国に流していた。

対策本部にマリーと共に乗り込んでいたマスコットを含め、全国の暴動が完全に止まっていた。
これでシンゴのピグマリオン計画は失敗に終わった。
無敵のマスコットは動かなくなり、追い詰められたシンゴはしかし、失敗した時の手段も残していた。
スイッチを起動させてマコトの頭部を破壊した。
そして自己再生している間は、人間の意識がなくなりただのガラテア状態になる。
それを利用して自分もケイゴもサヨも、この場にいる人間を全て殺させることで、全てを引き起こす原因を作ったユウゴに絶望を与えて復讐するつもりだった。

感想
ピグマリオン3巻にて完結です。
面白度☆6 マリー度☆7
マリーには同情しますが、さすがに無差別大量殺戮テロ行為に加担するほどではない。せめてそのムカついた当事者だけに狙いを絞って欲しかったですね。
あと、サヨママの可愛いこと。
この後も3分の一程ラストの盛り上がりが残ってるので、どう締め括られるのか気になれば読んでいただければと思います。
絵は上手いと思いますし結構好きなんで、今度は青春や恋愛系を描いてみて欲しいなと勝手に願っています。




































