
ゆらぎ荘の幽奈さん83話
ネタバレ感想
そろそろ進路を真剣に考えなければならない時期になったコガラシたち。
未来へ希望を抱く今を生きる者たちを見て、寂しさに押し潰されそうになる幽奈。
仲居の粋な図らいで少し気分が晴れた後は、関係ない人外二人のセクシー対決。
続オフィスラブ
すっかりウェイトレス姿も仕事も板につき、接客中は妙な語尾が出ることも完全になくなったかるら。
もちろん目的は小遣い稼ぎではなくコガラシと一緒にいたいからだけなので、日々テキパキ仕事をこなす彼を見られるだけで眼福だった。
しかし、いつまでもストーカーっぽい位置から見たり、同僚としてのやり取りを楽しんでいるだけでは満足できなくなり、今日こそデートに誘おうと意気込んでいた。
その前に仕事は仕事でしっかりこなそうと思った矢先に来店したのが、ライバルの一人である朧だった。
もしかしてオフィスラブを邪魔しに来たのかも知れない。
朧と言えば神の眷属であり神刀の化身。
ゆらぎ荘においては、様子見をしながら平和的にコガラシとの時間を楽しんでいる他の面々とは違い、あの手この手の色仕掛けで積極的に迫る、厄介な存在だった。
しかも同居人や千紗希のアプローチにはだんまりを決め込んでいるくせに、かるらの時になると敵視むき出しで邪魔しに来るのだ。
その予想通り、朧はオフィスラブ計画の情報を聞きつけて邪魔しに来たのだった。
かるらとしてはさっそく出禁にしたいところだったが、ただのバイトに客を選ぶ権限はなく、店長の睨みで入店を許してしまう。
朧の接客はコガラシが担当。
そこで朧は、コガラシがかるらの仕事振りや取り組む姿勢を褒める言葉を聞いてしまい、その無表情の中に焦りと対抗心を湧きあがらせた。
そして客として来店した彼女は勝手にバックヤードに忍び込み、勝手に制服に着替えて新人ウェイトレスの雰囲気を出し、勝手に注文の品を持ってフロアに出ようとしていた。
かるらが見咎めようとすると、コガラシがかるらの仕事振りを褒めていたのでな、と正直に理由を話し、かるらが舞い上がっている隙にそそくさとフロアへ。
しかし、ドリンクバーで新しいブレンドを作ってはしゃいでいる子供にぶつかられ、子供が持っていたグラスと朧が持っていた注文の品が宙を舞った。
すると朧は、まるで動画をストップさせたように見える速度でグラスから零れそうになるブレンドを掬い取り、散らばりそうになる注文の品を元の位置に戻した。
人間の目には、何が起こったのか分からない速度だった。
かるらが戦慄した直後、朧はコガラシに見つかってウェイトレスデビューはお預けになった。
朧が消えて滞りなく今日のバイトが終わり、いざ彼をデートに誘おうと控え室に向かおうとしたその時、またしても朧が異空間からにゅっと出てきた。
仕事振りでイメージアップできなかったのなら、いつものように素肌で擦り寄りに来たのだ。
こうした積み重ねが確実に男の本能を刺激して、そのうち手を出してくると信じ、目にも止まらぬ速さでコガラシの服を脱がして自分も脱ぎ、人目も憚らずに控え室で誘う朧。
危機感を抱いたかるらは、朧をどこか遠くの地に転送した。
子作りに至れば最早それは両想いだろうとか何とか自論を述べる朧を消し、かるらはエプロンを外し、制服を脱ぎながら朧のように彼に迫った。
しかし、コケシとは違い生身の彼の前で下着まで脱ぐのは難しかった。
彼女の手の震えを見た彼は、有耶無耶にしてきた返事を言おうとした。
手段も選ばなくなるほど悶々とさせていたことを謝り、答えを伝えようとした彼の口を、しかしかるらは塞いだ。
さすがの彼女でも、彼が気持ちを受け入れてくれると思うほど鈍感ではなかった。
だから、OKの返事以外を聞くつもりはなかったのだ。
その直後、今度は朧が開いた異空間にかるらが飲み込まれて消えた。
そして朧は、まだ明かしていなかった心を打ち明け出した。
かるらが言っていた様に、強い子孫を残すためだけに割り切って子作りできるわけじゃなく、以前あった見合いも断ったのは、コガラシだけにしかそういうことをする抵抗感を感じていないからだった。
そんなストレートでギャップたっぷりに可愛く上目遣いで見つめられれば、彼もドキッとせずにはいられなかった。
そして二人はお互いの彼への想いを認め合い、邪魔することはなくなったが引くつもりもなかった。
感想
ゆらぎ荘の幽奈さん83話でした。
朧ってそんなに速かったんですね。もうバトル漫画の域ですね。
かるらの下着が可愛いのが、特に今回の見所でした。



































