8話
みづえはまだ少し酔っているようで、頬を赤くしながら手を入れて湯加減を調節し始めた。
彼が明日帰ってしまうの寂しいと言いながら腕を掴み、流れるように浴衣を脱いで裸になり、戸惑う彼に構わず抱きついて何度もキスをした。

こんな風に厄落としをしているのを娘の澄子は知っているのか訊くと、家族にも降りかかるかも知れない厄が落とされたと知れば、澄子も喜ぶはずだと言ってみづえは笑い返した。
そして彼の背中を舐め、耳を舐め、淵に腰掛けさせて彼の可愛いイチモツを口に含んだ。
彼はもう何も考えられなくなり、自分から彼女の口を吸い、硬く立っている乳首にむしゃぶりついた。

だが彼女が跨って入れようとした所で我に返り、突き飛ばして風呂場から飛び出し急いで服を来て、部屋に駆け戻って布団を被った。
そして、ブルーハーツの曲を口ずさんで恐怖を紛らわせた。
9話
翌朝は大雪が降り、あっという間に銀世界になっていた。
この状態ではいつ郵便が来るかも分からないので、支払いは後日で構わないことにしてくれ、交通費を借りて別れを告げた。
しかしすぐにみづえが追いかけてきて、昨夜のことを謝り、隣人に車で送ってもらえるよう頼んでくれていた。
去り際の顔は、本当に寂しそうで申し訳なさそうだった。

橋の手前まで来ると、向こうから眼鏡の女性が歩いてくるのが見えた。
その人が言うには、橋が通れなくなっているらしい。
一先ず確認しに行くと、土砂崩れか木が薙ぎ倒されて橋のワイヤーにもたれかかって道を塞いでいた。
歩いてなら通れたらしいが、さっきより酷い状況になっているらしく、今にも崩壊しそうな軋んだ音をさせていた。
彼は仕方なく宿に戻ったが、今度は明らかに歓迎されなかった。
10話
ラジオに因れば、復旧は3~4日かかるとのことだった。
彼はその夜に再び春子に電話をかけ、本格的に帰れなくなったことを伝えようとしたが、途中でテレカの残数が切れてしまった。
仕方なくあの雑貨屋にテレカを買いに出たが、外灯も少なく深い雪道で側溝があることに気づかずドブにはまってしまい、足を切ってしまった。
おまけに傘まで飛んでいき、全てが嫌になってその場に倒れこんだ。
すると、程なくして澄子に声をかけられた。
彼が怪我しているというとハンカチで縛ってくれ、テレカならブルーハーツのを使えばと言われ、そこで彼はようやくもらったばかりのそれを思い出した。
ただ、やっぱりそれは大事にするつもりだったから使えないと言うと、彼女は本当に可笑しそうに笑ってくれた。
気づけば滑り出るようにライブに一緒に行こうと誘っていた。
その直後にまた足を取られて転んでしまい、彼女を巻き込んで倒れた。

それにも笑う彼女を見たら、思わず抱き寄せていた。
感想
花園メリーゴーランド1巻でした。
面白度☆8 ドキドキ度☆8
なんのエロゲかエロ漫画かと言いたくなる設定ですが、実際、何十年か前くらいまでは、こういう風習が田舎ではあったのでしょう。
だからと言って、あれだけ下品になられると萎えそうなものですが、それが普通な村なら問題なく気持ちよさだけを楽しめるんでしょうね。
相浦のが一体どれほど可愛いのか、気になります。



































