
復讐の未亡人22話23話
ネタバレ感想
復讐の未亡人22話と23話のネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。
家庭を崩壊させた悪魔を倒すため、動き出した凛。
いじめっ子だったみいに甘い言葉を囁き、復讐の手助けをすることで同じ側に引きずり込んだ。
蜜と同じ役目を担った次は、自分の復讐を果たす番だった。
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22話
蜜は通りすがりにあった垣根の花に目を奪われた。
手を伸ばしてそれに触れようとした時、不意に声をかけられる。
帽子を被り、ドクロがプリントされたジャケットを着たその男は、彼女が愛した男の弟で、今までの復讐を手助けしてきた共犯者でもあった。
蜜を尾行しているやつが二人いる。
一人は中学生、一人はスーツの若い男だと伝えながらも、彼女をおばさん扱いして男たちの神経を疑う台詞を忘れなかった。
彼女は気分を害することなく、尾行していたのはあなたもでしょうと言いながら、彼の顔に触れると、彼は彼女が触っていた花が何なのか知っていて、触れるなと言い返した。

その直後、ポケット越しに彼の背中にカッターの刃が当てられる。
それをしたのは凛で、蜜が怪しい男に絡まれていると思ったのだった。
凛は蜜に彼を紹介されて敵ではないと認識したものの、問題児だと彼に言われて仲良くしようかどうかはすぐに決めかねた。
彼は構わず、蜜に関わると死ぬぞとストレートに忠告した。

それには取り合わず、凛は母親の行方を捜すよう依頼していた結果報告を催促した。
彼が見せたのは、母親が頭に包帯を巻いて車椅子に乗っている、痛々しい姿の写真だった。
浜辺で大怪我をして倒れていたらしい彼女は、全生活史健忘という、今まで経験してきた思い出や人との関わりだけを思い出せなくなる病気に罹っていて、自分がどこの誰なのかもわからなくなっていた。
さすがにショックを受けた凛は、フードで顔を隠して蜜の胸に頭をもたげた。

すると蜜は、自分が守るべきか弱い存在を胸に抱いた時のことを思い出した。
小さな女の子は手を伸ばして指を掴んでくれたが、それは今は届かないところにいってしまっていた。

その子が今どこにいるか分かるのを、蜜はまだかまだかと待ち続けていた。
凛がアパートに帰ると、久しぶりに勝浦が戻ってきていた。
玄関に入った瞬間に彼がいるのに気づいた凜は、持っていたスーパーの袋をドサッとその場に置き、乱暴に靴を脱ぎ捨てて彼に向かって走り出した。

そして彼に飛びつき、お父さんと呼んで寂しかった思いをぶつけた。
すると彼も父性を刺激されたのか、愛情を宿した目の色に変わり、俊の墓を立てるために泊りがけで働いていたのだと穏やかに答えた。


































