
エロスの種子1巻
ネタバレ感想
エロスの種子のネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。
1話から4話を収録。
書生と若き人妻
古きよき時代とは言えない戦中の頃
ヤクザ者と女になっていく少女
生きるためにストリッパーに・・・
美しくも妖しい女たちと男たちの物語。
1話
日下部先生の家で書生をすることになった蒼井孝太郎。
今日から住まわせてもらうことになった初日、庭で水やりをしていた先生の妻の珠子を見て、一目で新しい何かが芽吹いていくのを感じた。
しかし、随分先生と年が離れているとは言え、彼女は人妻だった。
経済的事情で書生をさせてもらっているので、彼女に手を出すなど正気の沙汰ではなかった。
しかし悶々としたその日の夜、妙な声が聞こえて階下に下りると、それがすぐに彼女の喘ぎ声だと分かったのだ。
襖を開け放した部屋で、先生に乳首と股間をいじられている珠子はいやらしい声をあげていた。
孝太郎と目が合っても、それは止むことはなかった。
なのに翌朝になると、ケロッとした顔をして何事もなかったかのように接してくるので、それに倣って動揺しないように努めた。
それから後日、雷雨で先生が帰れなくなった日の夜、彼女は稲光に怯えて抱きついてきた。
涙を溜めた上目遣いで見つめられなどしたら、もう欲望を抑えることなどできなかった。
着物の胸元を押し開き、形のいい乳房に吸いついた。
ズボンを脱ぎ、彼女の中に押し入ろうとしたが、初めての孝太郎は入れる前に果ててしまった。
着物に白い染みができたその時、タイミングを計ったように先生が帰ってきた。
しかし先生は寝盗られそうになったというのに怒りもせず、妻に着物を全部脱がせて、彼が入りそこなった穴の奥を足を開かせて見せてきたのだった。
一体、先生は何を考え、彼女はどうして従順に従っているのだろうか・・・
2話
街中が瓦礫の山になり、少女は生きるために食べれる物がないかと漁り回っていた。
街が焼かれ、母と弟は死に、鞠子は天涯孤独の身になった。
しかし、運よくある御仁のお世話になることができた。
顔に焼けどの痕があり左腕がない男だった。
山の中腹にある立派な屋敷に住んでいる松岡というその男の家には、紫乃という、女中とも妻とも分からない女と、通いで家事をしているキヨというお婆さんがいた。
温かい食事と空襲を心配しなくてもいい生活を提示され、鞠子はこの家でお世話になる事をすぐに受け入れた。
ただ、一つ仕事をしなければならなかった。
もちろんそれは、松岡の相手をすることだった。
何をされるか分からなかったが、もはや失うものはなにもないと思っていた。
しかし、最初に紫乃に身動きできないよう縛られ、胸元をはだけられて後ろから焦れるような手つきで刺激され始めた。
下にも手が伸びてきて突起をいじられると、自然と膝が緩んで腰が浮いてきた。
そうして鞠子が初めての快感に身をよがらせている様子を、松岡はタバコを吹かしながらジッと観察していた。
蜜がどんどん溢れだし、一度果ててもまだ彼は動かず、紫乃の指が何度も何度も中で蠢くのを感じて何度も真っ白になった後で、ようやく彼が四つん這いになった鞠子の後ろから一気に押し入ってきた。
初めてだったが、鞠子はもう快感を貪ることだけで頭が一杯になっていた。
それが証拠に、事が終わった後の湯船の中で、今度は自分でいじってしまっていた。
一晩で人が変わったように女っぽくなった鞠子。
それからも紫乃の代わりに彼とまぐわい続け、入るなと言われている彼の部屋に入り、ついに自ら彼の股間に手を伸ばして怒張させ、快楽を手に入れようとした。
紫乃は自分を介さずに乱れる二人を見て、ある覚悟を決めた。
どうして紫乃は自分の身体を使わず、また松岡もどうして紫乃にやらせて他の女を抱いていたのか・・・
3話
六郎が奥村凛と初めて会ったとき、彼女はまだ小学生だった。
凛の母の雅美と彼がまぐわっているところを、冷たい目で覗いていたのが初めての出会いだった。
スナックをやっている雅美の店に彼が入り、元プロボクサーだという彼に用心棒代として酒を奢り、部屋に連れ込み男女の関係になった。
二人がまぐわっている間は大人しく外で待っていた凛に、居候することになった彼は優しく声をかけて冷たい手を握って部屋の中に戻してあげた。
店からみかじめ料をピンハネしていたチンピラを叩きのめし、組の事務所に送りつけてやると、逆に腕っ節と威勢の良さを買われて杯を交わすことになり、ヤクザでスナックママの愛人が出来上がった。
雅美が母親らしいことを何もしないせいで、凛は当たり前のように家事をこなしておいしい食事を作れる少女になっていた。
しかし、どんどん美しく男の目を引く女に凛が成長していっても、雅美は変わる変わる男を連れ込んでは娘を外に出していた。
六郎も別段、雅美が誰と寝ようと嫉妬するほど本気になっていなかった。
すると凛は、ずっと温めていた想いを打ち明けるかのように彼にキスをした。
それは雅美の知るところとなり、娘相手に対しても嫉妬に狂った女になって手を上げ、彼にも浮気をしたら殺すと凄んで見せた。
数日後、凛はバイト帰りに見知らぬ男に襲われレイプされかけた泥だらけの格好で帰ってきた。
怯えて助けを呼ぶ連絡を受けた彼はすぐに飛んで帰り、再び熱い告白を受けて流されるまま、少女の頃から成長を見守ってきた相手の処女を奪ったのだった。
翌朝目覚めると凛はおらず、インターホンがけたたましく鳴らされていた。
訪ねてきたのは警察で、凛を強姦致傷した罪で彼を逮捕しにきたのだった。
一体何がどうなって、そんなことになってしまったのか・・・
これは全て凛が仕組んだことなのだろうか・・・
4話
昭和40年代頃、北国のストリップ劇場に踊り子志願をしてきた少女がいた。
親を知らない鈴木一子は18歳だと言うが、それよりいくらか若く見えた。
彫りの深い顔立ちと色素の薄い肌や髪は、その頃にはよくあった、売春婦が米兵相手に妊娠して捨てられた子だと思われた。
口では裸になれるというが、とにかく度胸試しでいきなり舞台で躍らせてみた。
すると仁王立ちで色っぽさのかけらもなかったが、男の前で堂々と全裸になったのだった。
飛び込みの初舞台で拍手を受け、客からマリーゴールドの花束をもらった一子は、その日からマリーと名乗る事になった。
店にはマリーの手本となる先輩ストリッパーが何人かいた。
天性の明るさで惹きつけるミキや、身体の柔らかさで芸術的な雰囲気さえ醸し出す杏奈、何より人気ナンバーワンの天城さくらは圧倒的な色気とオーラを持った女性だった。
マリーはさくらを目標とし、彼女からストリッパーの手ほどきを受けるようになった。
専属の先輩たちと共に生活し、トレーニングし、見る見るうちに実力をつけたマリーは、元来の美しさもあってすぐに劇場の人気者になっていった。
しかし時代の移り変わりとともに性風俗も多様化し、本番ができる過激なものに客が移るようになり、ストリップ劇場の客入りは徐々に寂しくなっていった。
経営は苦しくなり、踊り子への支払いも滞って、一人また一人と辞めていく中、トップにい続けたさくらは常連の客と結婚する事になり、いよいよ劇場の内情も寂しくなるのを止められなかった。
住み込みはマリー一人となり、必然的にメインストリッパーになった。
そして彼女はさくらの色気の秘密が好きな男に初めて抱かれた時のことを思い出して踊っているからだと教えてもらい、自分を拾ってくれていつしか好きになっていた、支配人の林に抱かれたのだった。
その経験で色気は格段に増し、彼女一人の人気で客足がかつての勢いを取り戻していった。
しかしオーナーが地元のヤクザ土建業者に変わった事でストリップ劇場から生本番をやらせる店に変更することになり、林は愛してしまったマリーを逃がしたのだが・・・
感想
エロスの種子1巻でした。
面白度☆7 官能度☆9
どれもなかなか凝った設定で締め方もひねっていて、短編小説を読んでいるような心地もありました。
どぎつ過ぎない性描写なので、そこも物語を楽しめるようになっていると思います。
https://www.kuroneko0920.com/archives/37838




































