やはり彼女は操縦者だったが、彼はフランクスには乗れない落ちこぼれで、パートナーにも迷惑をかけてしまったんだと打ち明けた。
すると僕ッコの彼女は僕と同じだと言い、この角のせいでいつも一人なんだと話しながら専用のカチューシャをカチッと嵌め、居場所は自分で作るもので、パートナーは奪ってでも手に入れろという。
そして彼を押し倒し、ペロッと頬を舐めて良い感じの味なのを確かめ、彼の太ももの上に股間を滑り込ませた。

キスがよかった?なんて囁きながらもっと顔を近づけ、キスは特別なことだよと耳に息を吹きかけるようなウィスパー。
しかしそこでキスはしてくれず、僕のダーリンになってくれない?と言ってきた。
ダーリンが何の事か分からないが、能力が眠っているだけだよという言葉は、今の彼にとって何よりの励ましの言葉だった。

味だけじゃなく、角を見ても怖がらなかった彼を気に入った彼女が差し出した手を彼が迷いながら掴もうとしたその時、誰かが二人の前に現れた。
それは彼女と一緒にこの都市に来た重傷の男で、なんとパートナーだった。
帽子を被らされ、コートを羽織らされて連れて行かれる彼女。
重傷男はヒロにこの女は誰でも扱えるような雌式じゃないと忠告したが、彼は君の名は?と去って行く前に訊いた。
すると彼女は、No.002だからゼロツーと呼ばれている事を教えてくれた。

そして彼も連れ戻されるのだった。
翌日、滞りなく入隊式は行われ、子供たちは大人たちの言葉をありがたく頂戴したが、ヒロはやはり参加しなかった。
イチゴは式の最中もヒロのことが気になって仕方なかったが、パートナーのゴローに注意され、仕方なく顔だけ式に集中しているフリをした。
ヒロはパートナーのナオミと一緒に、育成所に戻るプラント船を待っていた。
しかし彼女は在留許可がおりたヒロがここにいるのは許しがたく、何もできないと言い訳する彼にそれは単なる逃げだと突きつけていた。
すると感情が溢れだしたのか彼女は、育成所から消えていった仲間たちを見てきたはずのにカッコつけないでよと泣き叫んだ。
そして膝から崩れ落ち、自分なら何が何でも居続けてやったのにと意思表明してから、お粗末なヒロのせいでこんなことになったんだと恨み言をぶちまけ、彼を黙らせた。

入隊式を終えた4組の子供たちは、さっそく身体のラインがぴっちり出るスーツに身を包み、ヒロとナオミのことをあーだこーだと話していた。
程なく教官である坊主頭のハチに呼ばれ、これから始まる命をかけた戦いに気合を入れていた。
プラント船が到着すると、ナオミは入り口を塞ぐように立って彼を振り返り、ここでさよならだと笑顔を見せてから、自分の無念を彼に託すかのような言葉をかけた。

そして持っていた鞄を放り投げた勢いで彼が転んでいるうちに乗り込み、船は離れていく。
No.703 ナオミ。
彼の幸せを願って彼の前から消えたのである。
取り乱す彼を押さえた係官か誰かは、空気を読まず後発の船で間に合うよと言ってくれた。
しかし、都市のすぐ近くまで叫竜が迫ってきているのに気づいていたのは、血のように赤いスーツを着たゼロツーだけだった。
死亡フラグが立ちまくっていたナオミが乗った船の真下から叫竜が出現し、地面の下に飲み込まれていった。
しかし、それを心配する暇もなく怒涛の戦闘が始まり、ゼロツーと重傷男がなんとか交戦するが一発のエネルギー波で吹き飛ばされてしまう。
重傷男は瀕死男になって、もはやフランクスを操縦どうこうの段階ではなくなってしまう。
そしてお決まりの展開でヒロが彼女のパートナーに名乗りを上げ、そこで電気がビリッと走るようなキスを交わし、彼らのフランクス、ストレチアが光に包まれた。

叫竜と大して変わらなかったストレチアは真の姿に変形し、圧倒的な攻撃力と機動性で叫竜をあっという間に仕留めることに成功。
フランクスとは鋼鉄の乙女。
女子の凹型因子と男子の凸型因子が合わさり、心まで通わせることによって真の姿を現し本領を発揮する、どこかえっちいロボットだった。

しかも恥じらいもなく男に全裸を見せつけまくったゼロツーは、叫竜の血を引くレアな存在で、まだまだ秘密がありそうでイチゴとの修羅場の火種にもなりそうな、トラブルメイカーの空気を孕んだ女の子だった。
感想
ダーリンインザフランキス1話と2話でした。
矢吹さんですけど、まさか王道SFロボットアニメっぽいコミカライズで本領を発揮しないだろうと思っていましたが、裸体やバックアングルを描かないなら彼に描いてもらう意味がないですね。
まあ綺麗に洗練された画力なので、どんな内容でも十分見れるとは思います。
来月には1巻が発売なので、そっちも色々お楽しみがあるみたいです。
































