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しかし彼は「そうか」とだけ感想とも言えない、素っ気無さ過ぎる相槌だけ返し、剣の乙女はまた笑みを零さずにいられなかった。

 

有名な剣の乙女だと自負していたが、それは彼にとって大した意味はなかった。

 

お願いに彼が答えあぐね、剣の乙女は出て行った。

 

 

ほどなく女神官も目覚め、寝ぼけ眼で身体を起こし辺りを見回し、上半身裸の彼を見つけ、自分がここにいる意味と何をしたのかを思い出し、真っ赤になって驚いた。

 

慌てて清らかな身体をシーツで隠し、「見ましたか?」と訊かずにはいられない。

 

すると「ああ」と答えられたので、恥ずかしさが頂点に達していく。

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年6号

 

 

しかしそれが傷痕のことだと言われ、恥ずかしさが和らいでいった。

 

 

お互い装備を身につけ始め、どこか様子が違って見える彼が兜を被った直後、エルフがノックも何も無くいきなりドアを蹴り開けて飛び込んできた

 

二人が眼を覚ましたのを聞きつけて颯爽とやってきたエルフ、ドワーフ、リザードマン。

 

なのに一番重傷だった彼が最初に全員の無事を気にし、軽くエルフに突っ込まれてからカナリアの安否も訊ねた。

 

カナリアはエルフが無事に見つけていたのだが、その時、彼が突っ込んだ石櫃の下が地下に続く空洞になっているのを発見し、そのおかげで彼が食らった衝撃が致命傷にはならなかったのだろうと気づいた。

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年6号

 

 

彼にとっても僥倖で、悪運が強いとしか言えない偶然だった。

 

結果的に何かの力が働いたと思えるような生還を果たした彼らは、すぐに次の探索に向けて話し始め、まず腹を満たすのが先決だと笑い合う。

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年6号

 

 

彼は女神官の笑顔を見てボーっとし、エルフに兜を揺さぶられて我に返った。

 

そして彼が気を失った後、女神官が如何に取り乱したかを聞かされたが、彼女はゴブリンに対して大抵の気持ち悪いことは慣れっこになっていた。

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年6号

 

 

ともあれ全員が大事に至らず目覚めることができた。

 

 

彼は女神官が帰ってからまだ食事を摂っていないと知り、普通に疑問に思った。

 

女神官は少しむくれ、生還を祝って一緒に食事をする約束だったのを思い出させた。

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年6号

 

 

感想

ゴブリンスレイヤー24話でした。

いやはや、蘇生の方法が素晴らしく生殺しでした。

剣の乙女は妖艶な魅力を溢れ出させ、女神官はとにかく可愛い。

この後もまだ地下空間への再探索をするようなので、次はチャンピオンへのリベンジを果たせるのかも楽しみです。

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