
終末のハーレム44話
ネタバレ感想
終末のハーレム修正前の漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。
テロリストの襲撃から辛くも逃げ切った翔太は、元いじめっ子のエリカを助けたことで、ダークサイドへ完全に堕ちるのを回避し、ガールズたちとも絆を深めたようだった。
カレンの計画にも乗ることを決め、心機一転。
一方、第4の男がテロリストに目覚めさせられようとしていた。
https://www.kuroneko0920.com/archives/45300
44話
時はMKウイルスが蔓延する前の2040年。
まだ細胞硬化症が発症する前の第4の男は、働く必要の無いこの時代において、ストレスを感じながらもちょっといい生活をするために地味に働く地味なルックスの男だった。
木根渕善、30歳。
製薬会社で営業をしている彼は、取引先の病院長の狸親父に頭を下げ、ろくに仕事ができないくせに文句だけはいっちょ前な部下の尻拭いを必死にしようとしていた。
盆栽をいじくりながら、優位性を嵩にきて取引相手の中堅社員をいびろうと企む院長。
兎にも角にもひたすら平謝りに謝るしかないしがないサラリーマンの彼。
しかし院長はどれだけ相手が下手に出ようと、いびれる機会を存分に活かすべく、自虐を織り交ぜながら責め立てる。
最後の仕上げはもちろん、取引打ち切りを持ち出すのは必然。
それはさすがに営業としてされてはいけない最大のミスなので、彼は焦り、一番手っ取り早い土下座を繰り出した。
それを見下ろした院長が少し気分が晴れたのかどうか分からないまま、なかなかいい尻をした院長夫人が空気も読まずに男が土下座している場に顔を突っ込んで来た。
夫人はポテッとした厚い唇と張り出した胸、ムッチリとした下半身がエロい、夫に比べるとかなり若そうな巻き髪の女性だった。
彼はそつなく夫人にも挨拶するが、玉の輿に乗った夫人はマイペースを崩さず、院長は彼の会社の新人後任が立場も弁えずに調子に乗ったのだとバラした。
それで彼は夫人にも失礼を詫びなければならなくなり、また焦って腰を適度に低くした。
だが、夫人が顔を見せてくれたので詫びの品を出すちょうどいいタイミングになり、分かる人には分かるワインを進呈。
夫人はパアッと顔を輝かせて喜んでくれ、夫人のご機嫌取りは大成功。
妻の笑顔を見た院長も気を良くしたのか、医者の不養生を地で行くようなメタボ腹を恥じる様子もなくワインを眺め、妻の尻に手を伸ばした。
中指が穴に突っ込まれているかも知れないいやらしい手つきのまま、夫婦は見せ付けるようにキスをし始める。
それをただ黙って見守るしかない彼は、うまく玉の輿に乗った自分と同年代と思われるヤリ手の夫人を羨ましく思った。
片や大病院の院長夫人。
片やそこに薬を取り扱ってもらっている製薬会社の一社員。
その差に打ちひしがれていると、今度は我がまま放題を謳歌していそうな恋子という娘までやって来た。
躾がなっていないのは、彼を善呼ばわりすることからも明らかで、院長は叱りもせず、夫人は適当に軽く叱るだけで、彼が取引先のお嬢様に説教などできるはずもなく、小娘にも下手に出なければならなかった。
部下の尻拭いに来た彼は恋子ともそれなりに打ち解けていたので、彼女はアイドルグループのライブチケットを親の力を使ってゲットしようと目論む。
彼は苦笑いしながら了承するしかなく、子供の躾もろくにできない狸親父の余計な一言にも苦笑いを返すしかなかった。
そんなストレスばかり溜まった日は、彼女と会ってホテルに行き、性欲と共にストレスを発散するのが一番だった。
だから、キャミソールを全部脱がさずに捲りあげた状態の絶妙にエロい彼女に正常位で腰を振って喘がせていたのだが、彼女が名前を呼んでくれる甘い声を聞いても、どうもスッキリしなかった。
事後のピロートークは、今日の仕事で感じた愚痴だった。
人生は不公平。
それは、働かなくても最低限度の生活を維持できるこの時代においても、不変の真実だった。
そんな時代でもあくせく働いている彼に彼女は疑問を持つが、AIに任せずに人間がやるからこそゲットできる仕事がまだまだあるのだった。
そう地味に真面目に考えている彼でも、やはりあの院長はいけ好かない存在で、彼の相手にまた戻らせてくれた後輩のバカさには溜息一つじゃ足りなかった。
働かなくとも生きていけるのだから、彼女は辞めればと提案する。
それはアリな道だったが、ただ仕事をしていた時間に何をするのだと考えると、彼に大したビジョンはなかったので、辞めるのは憚られた。
その答えを待っていた彼女は、自分との結婚という未来を選択肢に挙げた。
しかし、良くも悪くも現代人の彼は、最早旧時代の考えである結婚という制度に夢など見ていなかった。
この時代は、人生を懸けて何かを成し遂げるという遣り甲斐が著しく欠如していた。
最低限の生活が保障され、ワンランク上の暮らしをしたければそれなりに働けばいい。
用意された娯楽、生活必需品、適度な楽しみと恋人との時間。
全てはAIにより個人に必要なものが提案され、それを受け取るだけのある意味無味乾燥な生活で、言い換えれば生まれた時から小屋の中にいたせいで外の世界を知らない、家畜のような生活を享受していた。
そして翌日、部下の尻拭いの続きとして、院長夫人に負けず劣らずムッチリとした体つきがエロティックだが眉間の皺が性格のキツさを表している上司の叱責を受けなければならず、やたら自分にだけ当たりがキツい上司がもしかして自分のことを・・・なんて妄想が全く浮かばないくらい、めんどくさいとしか思わなかった。
改めて狸親父の担当の件を確かめてみるが、またうまく宥めすかして新しい契約を取ってくるまでと言われ、大きなストレスと一緒に夢と希望を与えてくれた。
それを茶化してきて一人で笑うのが、佐藤というゆとり世代真っ青の責任感が全く無い部下だった。
自分の処遇がどうなろうとどうでもよさそうな佐藤は、あの院長に頭を下げてまで取る仕事に疑問を抱くが、そんなしけた仕事をちょこちょこ積み重ねているからこそ、この会社はやっていけてるのだった。
その話の流れで会社辞めようかな、などと言い出す佐藤。
さすがに聞き捨てならなかった彼が本気で叱りつけようとしたその時、急に胸の辺りに激痛が走った。
ストレスの溜め過ぎで後輩の無責任な一言がダメ押ししたのかと分析する暇も無く、激痛は身体中に広がり、まるで焦っていない後輩の声を聞きながらついに意識を失ってしまった。
取り合えず意識を取り戻すと普通に動けたので、病院に行った。
そして、細胞硬化症という聞いたことのない病気を診断され、数年のコールドスリープの後に、特効薬が開発されているだろうと言われた。
AIに任せて、多分4~5年後。
寝て起きれば一瞬だろうが長い年月に変わりなく、軽く受け止められる時間ではなかった。
しかし、女医の言う通り、30歳で潔く死ぬわけにはいかなかった。
高層マンションのエレベーターに乗りながら、佐藤ではないが、仕事を辞めるいいタイミングになったと前向きに考えた。
でも、5年は長く、彼女のミキが健気に待ってくれるとは思えなかった。
だが打ち明けないわけにはいかず、その日のうちに部屋に呼び、躊躇いながら話そうとしたが、同じく話があるらしいというので、彼女の話を先に聞くことにした。
少し恥ずかしそうに、不安そうにお腹に手をやりながら口を開く彼女。
妊娠の報告だった。
感想
終末のハーレム44話でした。
他の3人とはまたかなり違うタイプの男ですね。
現代生活のテンプレを生きている彼にこれといった特徴はなさそうですし、少し疲れた感じに危うさがないこともないといった程度で、ヤルことはヤっているちょっといい暮らしをしている彼。
もちろん今後、院長夫人や恋子がメイティング相手になるんでしょう。
https://www.kuroneko0920.com/archives/46987




































