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10話・11話・12話

陸は順調に食料などをかき集めていた。

 

鞄が満杯になったところで運良くモバイルバッテリーを発見し、すぐに啓太に届けに行った。

 

啓太はそれで自分のスマホを充電し、バッテリーを回復させることができた。

 

陸は他にも手品キットを見つけていて、それを持ってきて楽しみにしていたであろう誰かを思い、涙を滲ませた。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ2巻

 

 

啓太は回復させたスマホで自分のヘッドホンに音楽を流し、耳を澄ませながら音量を上げていく。

 

そして色々なデバイスを詰め込んできた自分の鞄を瓦礫の中から見つけ、最優先したい目的に使えそうなアイテムが壊れていないのを見て希望を持った。

 

その直後、高崎の大声が響き渡った

 

 

 

高崎は背後からいきなり襲われたが、どうにか抵抗を続けていた。

 

相手は大火傷を負っているがそれを感じさせないほど身軽に気持ち悪く動き、高崎を押していた。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ2巻

 

 

大声で駆けつけた二人は高崎がピンチに陥っているのを発見。

 

啓太は手に入れたばかりの手品キットを広げ、フラッシュペーパーと発炎筒を組み合わせて即席の閃光弾を作り、高崎に目を閉じるよう叫んでから放り投げた。

 

 

争う二人の傍で眩い閃光が発生。

 

高崎は相手の視界が眩んだ隙に金属パイプで頭をぶん殴った

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ2巻

 

 

その一撃で致命傷だったが、啓太に止められるまで恐怖と怒りで頭部がなくなるほど何度も振り下ろし続けた。

 

 

相手が誰だろうと初めての殺人に震えるが、啓太に差し出された飲み物で気を落ち着け、咄嗟の判断で見事に助けてくれた礼を伝えた。

 

 

3人で船長の亡骸を確認し、無線機を握っていることからさっきの交信相手が船長で、爆発を起こしたのも彼だろうと思った。

 

そして啓太は船長に近づいた時に赤城たちを助けたビジョンが見え、何があったのかを理解した。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ2巻

 

 

その時、船長が握っている無線機から誰かの声が聞こえてきた

 

飛びついて応答すると、相手は無事だったらしい小早川で、一緒に赤城と田村もいるという。

 

赤城は怪我をしているらしいが、海に飛び込んだ自分たちを助けてくれた人がいるらしい。

 

小早川が詳しく話そうとしたその時、金髪巨乳の女性が無線機を奪い、最後の言葉を残して無線機を海に捨ててしまうのだった。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ2巻

 

 

何年もこの島にいるらしい彼女は、自分の目的のために啓太たちは邪魔だと判断したのだった。

 

 

 

小早川たちの状況がどうなっているのか啓太たちには分からなかったが、目的の物を手に入れた啓太はやることがあった。

 

 

二人には先に洞窟に戻るように言って、ドローンをスタンバイ。

 

イルカでも撮ろうと思って持ってきたものだったが、皮肉にも葵がどこにいるか見つけるために最適なアイテムになった。

 

一人で動こうとすることに高崎は無茶だと言うが、友達を助けたい彼も気持ちは同じだった。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ2巻

 

 

 

洞窟に残っていた4人は、啓太たちがまだ戻ってこないことに不安を感じ始めていて、刻一刻と橘の体力は奪われていた。

 

そして気を失った橘は、1年生にして剣道の団体戦先鋒に選ばれ、相手校を5人抜きした時のことを夢に見ていた。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ2巻

 

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