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集落の中で一番大きな建物の最上階に囚われていた葵の世話は、ヒナゴという3頭身くらいの奇形体型の男がしていた。

 

これから葵を誰かに引き合わせるために立たせようとするが、葵は拒否し、せめて皆と一緒に死にたいと泣きじゃくる。

 

その時、外からドローンが飛び込んできたのに気づき、急いで飛びついてヒナゴから隠した。

 

啓太が助けようとしてくれているのだと思い、生きる希望を見出した。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ3巻

 

 

 

葵が生きていることを確認した啓太はシマビトに見つからないように森の中を通り、集落の入り口まで辿り着いていた。

 

しかし、そこであの船員を火口に落として殺した頭骨の男たちが帰ってきたのと鉢合わせそうになる。

 

木の陰に隠れてやり過ごそうとしたが、いつの間にか目の前に狂ったシマビトがいた。

 

突然過ぎて何もできずに硬直した直後、茂みの中から金髪爆乳の女性が現れ、素早い動きで男の喉笛をナイフでかき切って助けてくれた。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ3巻

 

 

日本語と英語を流暢に操る彼女は啓太をここから離れさせようとするが、今すぐ葵を助けに行きたい彼は感情に任せて拒否する。

 

彼女はそれを受け入れたフリをして手を差し出し、握手すると見せかけて後ろを取った。

 

啓太は腕に言いようのない胸の柔らかさを感じながら、首を絞められて気を失った。

 

 

 

目を覚ますと、薄暗い部屋の中にいた。

 

一先ず生きていることに安堵していると、最初に入ってきたのは小早川先生だった。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ3巻

 

 

小早川が無事だったことに驚いて啓太が起き上がると、小早川は一緒にいた二人も無事だと教えてくれるが、ノーブラの胸がシャツから零れ出し、思わぬいやらしい歓迎をされた。

 

相変わらず天然のいやらしさを発揮してくる小早川によれば、彼女たちも金髪女性のアキラに助けられ、啓太をここから出さないように言われているらしい。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ3巻

 

 

何年もこの島でサバイバル生活をしているアキラは、今啓太がいるこの船を使って島から脱出する計画を立てていた。

 

後必要なのは啓太が向かっていた集落にある燃料だけで、だから、今彼に騒ぎを起こされる訳にはいかなかった。

 

そこで啓太は、自分がドローンから見た集落内外の情報と道案内の交換で、護衛役を頼んでみた。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ3巻

 

 

燃料が入っているはずのポリタンクは、葵が囚われていた砦の辺りに置いてある。

 

しかしアキラは、捕まった人間を救うなんて無理だという。

 

 

 

およそ2年前のクルーズ中に嵐に遭遇したアキラたちはこの島に漂着し、すぐにイカれた島民に襲われ、まず2人の仲間が攫われた。

 

数に圧倒された彼女たちはクルーザーと共にどうにか洞窟内に逃げ込むのが精一杯で、仲間を救う隙を窺いながら島民の生態を調べていった。

 

そして、インゴと呼ばれる血族が王政を布いているのが分かった。

 

 

ちゃんと統制されて組織だち、外の世界を怨み、時折山と海に生贄を捧げる。

 

そんな相手にたった数人で対抗するなんて無茶だと答え、アキラは締め括った。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ3巻

 

 

更に脱出するタイミングは、あえて嵐の日を狙うしかないという。

 

島に戻される潮流を体験していたアキラは、外海と島の潮流が繋がるのが嵐の時だけだと推測していた。

 

それを実行する前に仲間を助け出そうとし、結局、アキラ以外は殺されてしまっていたのだ。

 

 

ただ、燃料を手に入れるには結局集落に入るしかなく、啓太は砦の裏に沢があるのを指摘し、そこからなら最短ルートで燃料を手に入れ葵を助けに行けると立案した。

著者名:田中克樹 引用元:インゴシマ3巻

 

 

熱い感情と冷静さを併せ持つ啓太の提案に、アキラは同意した。

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