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17話

みちるは洗面所で上半身裸になり、何も挟んでいないが胸を寄せ、両乳だなと納得した。

 

ブラを着けないままTシャツを着て、着衣バージョンのパイズリがどんな具合が確かめつつ、逆に乳首の位置も平行じゃなく、少しずらした方が良いかも知れないと考え、左右の乳房を上下に分けて動かしたてみた。

 

当然ノーブラだから、乳首ぽっちしていた。

 

 

その時、いつの間にか仕事から帰ってきた小森が背後で言葉もなく突っ立っているのに気づいた。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

 

そしてまた、こそこそこそこそ覗き見野郎とみちるが罵れば、彼はちゃんとただいまと言ったと言い返しつつ、セルフパイズリでおっぱいハートを作っていることを指摘した。

 

 

二人の言い争いが聞こえた石井がみちるの部屋から出てきて、一方的に気まずく思っている小森が驚き、事態は収束した。

 

 

当たり前のように漫画家と編集者の打ち合わせの場に参加した彼は、扉絵のポーズを考えていたと教えてもらった。

 

半裸女性のセルフパイズリの構図は決まっていたのだが、もっと一目で心を掴むような絵にしたい石井は妥協を許さず、みちる自身に実践させていたのだった。

 

そんな理由を聞かされた彼は内心イライラし、ただ良い物を作ろうとしている石井に噛み付くが、別に暇で家まで来ているわけじゃないと言い返される。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

 

するとみちるは、二人の会話に構わず騎乗位をやって見せて欲しいと言い出した。

 

男同士の騎乗位なんて考えられなかった彼はすぐ断るが、石井は冷静に了承する。

 

二人の無言の圧力に晒された彼はまたイラっとし、仕事のためなら二人ですればいいと言い返す。

 

するとみちるは、急に照れてモゴモゴ言い訳し始めた。

だから彼は逃げられないよう、写真を撮ってやると言う。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

 

当然、仕事だから男だろうと作家本人だろうと構わない石井は了承するので、みちるはいよいよ顔中を真っ赤にして震え出した

 

しかし、断固として男に跨ることは受け入れず、借金をチャラにしてでも彼にやらせようとした。

 

関係ない他人に絶妙なエロい関係を知られたくなかった彼は、もうヤケクソになって男同士の騎乗位を受け入れたのだった。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

 

そこで問題なのが、どちらが上で下かだが、基本的に激しく動く方の上は、仕事だと割り切っている石井が務めることになった。

 

 

みちるはいい感じに顔を上気させて腰を振ってくれる石井に満足したが、全く動かない死んだ魚のような目をした彼には呆れ返った

 

自分は完全拒否したが、彼には殊更厳しいのがみちるだった。

 

担当作家の要求にできるだけ応えるのも編集の仕事。

 

演技もばっちりできる石井は巨乳の女性になり切り、彼に胸を揉ませながら上下動も怠らず、みちるの漫画家魂に火を点けたのだった。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

 

彼は結局最後まで、みちるの指示を無視し続けてまぐろに徹した。

 

 

 

数日後の夜、彼はみちるにパソコンの使い方をレクチャーし、印刷・プリントの一連の操作をマスターさせ、自由にパソコンを使っていいからと言ってあげた。

 

新しいおもちゃを触る子供のように機嫌良くパソコンをいじり出したみちるに、なぜ物件探しで石井を頼らなかったのか訊いてみた。

 

それにみちるは、冷静沈着に何でも力を尽くしてくれそうに見えて、石井はプライベートな問題なら絶対冷たく突き放すドSだからだと答えた。

 

彼もその流れでSだと明かすが、完全無視された。

 

本当に楽しそうにプリントアウトまでの手順をなぞっていたみちるは、以前足を怪我したことを石井に話したら、手じゃなくて良かったと言われたらしく、人としての神経がイカれていると察したのだった。

 

 

そして教えてもらった通りに最後のクリックをし、ちゃんとコピー用紙が出てきたことを喜んだ。

 

それを見ながら、石井にプライベートで頼らないからこそ漫画では言いたいことを言えるし、新人漫画家に言わせてくれることに、本当に感謝しているいい笑顔を見せた

 

 

どこまでも石井贔屓の行動と発言に心乱されていた彼は、いい加減、自分たちの関係をどう思っているのかみちるから聞きたかった

 

だから今、マジでシリアスなトーンで訊ねようとしたが、みちるが23:00時を過ぎた時計を見て大きな声を上げたので、かき消されてしまった。

 

 

後1時間足らずで今日が終わるという今、みちるが思い出したのは、週に一度の勝負だった。

 

しかも、まるで早くやりたそうな微笑を見せるので、彼はまたイラつかされた。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

 

 

みちるは彼の返答を待たず、さっさとショートパンツを脱いでパンツを露わにし、ソファに腰掛けてスタンバイした。

 

彼は他の男の話を嬉しそうにしていた直後で、事も無げに勝負を持ちかけてくる神経が理解できなかったが、いやこの態度を見れば、自分に好意があるわけでなく、性欲発散したいだけだと思えた。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

 

石井に勘違いされたことを思い出し、最後までしないセフレ未満になるのは嫌だった。

 

だから、勝負は断った。

 

 

オナニーの道具にされるつもりはないし、誰彼構わずやりたいわけでもない本音をぶつけると、みちるは毎週の勝負を持ちかけてきたのはそっちで、こっちは受けてやっている立場なのを強調する。

 

でも彼はもういい負けず、ヤリたいならお願いすればやるし、望んでいないなら勝負する必要はなくなるだろうと突きつけた

 

みちるは歯を食いしばり、何も言い返せなかった。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

 

 

その時、みちるの部屋から携帯の着信音が騒々しく漏れ出した。

 

石井からの電話だと思ったみちるは彼の質問に答えないまま部屋に入った。

 

また石井を優先されたことで彼の苛立ちは怒りに変わり、唯々諾々と従うことを止めた。

 

 

石井と電話越しの打ち合わせをし始めたみちるがクッションの上に座ったところで、彼はズボンを脱いだ状態で音も無く背後に立った

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

 

気配にすぐ気づいたみちるが驚いて声を上げ、石井にも伝わるが適当にごまかし、無視してそのまま打ち合わせを始める。

 

彼はみちるに10分にセットしたタイマーを強引に見せ、勝負開始を告げてボタンを押した。

 

 

電話中の行為なんて、まさにエロ漫画にありそうなシチュエーションだった。

 

しかしみちるは、とにかく今までと違う状況の勝負に覚悟ができていなかった。

著者名:色白好 引用元:ビッグコミックスペリオール2018年22号

 

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