ゲンたちは戦慄するが、恋する乙女モード全開のキゥリプは彼が恐怖する様子をただのテレ隠しだと思い込み、二つ目の戦慄情報をあっさり暴露した。
10年間血染めのハンカチを身に付けていただけでなく、スパイカメラを飛ばしてあの日からの10年間毎日、彼をモニターし続けていたと当たり前のようにいう。
文字通り、彼の10年間の全てを彼よりも見続けてきたのだ。
それを聞かされた彼が死にたくなるなんて思いもせず、陰毛発毛日、精通日、一日のオナニー回数とそのオカズに性癖etc

地獄の告白を聞かされたゲンは頭と顎を押さえつけて舌を噛み切ろうとしたが、一発でうまくいかず、彼の行動が理解できない最凶ストーカーの手を口に突っ込まれて阻まれてしまう。
これはさすがにミリカやタレラが可愛く見える、サイコレベルだった。
ゲンは当然結ばれることも二人で歩く未来もないし無理だとはっきり言うが、その拒否をちゃんと理解しつつ、逆に拒否を拒否できる強靭なメンタルを持っているのがキゥリプという、生まれながらの執着粘着女だった。
無理では困る。
あなただけ愛してる。
愛されなければ私に価値無し。
鉄より密度が高く重い愛が怖いゲンは無理無理と言うしかなく、でもそれはそれでイカレ女のイカレ具合に拍車をかけてしまうだけ。
無理と言うなら、選ばざるを得なくすればいい。
そのための努力で彼に愛される女になろうとするのではなく、他の女を根絶やしにするという考えに持っていける女を助けたことが、ゲンの運の尽き。

さすがにそれは聞き捨てならなかったゲンがガチで怒って一言言おうとしたが、何もキゥリプは今すぐ世界の人口を半分にしようとは思っていなかった。
ただ、こそこそ覗き見している二人を手始めに始末するだけだった。
バトルマンガみたいな勢いで駆け出したキゥリプを咄嗟に止めたゲンだったが、下腹部をソフトに触られた直後、体中の力が抜けて腰がガクガクビクビク感じ出した。
そう、キゥリプの一族は快楽中枢を操って全身限界突破のオーガズム状態にできる能力を持っていたのだ。
つまり今ゲンの股間は、白濁液塗れになっていた。
その能力を使えば女子だろうと自分の性奴隷にすることなど超簡単。
逃げ遅れたミリカとタレラは淫乱ハンドに掴まれ、一瞬でアダルトマンガ並のアヘ顔に導かれてしまった。

これは恥ずかしい。
キゥリプは喘ぎビクつく二人の体を容赦なくまさぐり、特に揉み応えがあるミリカの乳を生で揉み始める。
ゲンは二人のアヘ顔を止めるため、気合で立ち上がり、ありのままの俺に恋させて自分に振り向かせてみろと勝負を挑んだ。
愛する人がそう言うなら吝かではないキゥリプは二人を解放し、自信満々に受けて立とうとするゲンの考えが甘いことを仄めかし、見た目だけは可愛い笑顔を零した。
全身から能力を放つことにより最高出力を出せるキゥリプは、躊躇いなく全裸になって美しいスタイルを晒し、視覚的にゲンを興奮させてから、その柔肌で抱きついた。

出力全開の能力を使われたゲンは思わず変な声が漏れ、顔も変になった。
実際食らったばかりのミリカ&タレラによれば、まさに全身がオーガズムを感じたようだという。
しかしゲンは、片足も絡みつけられたほぼ大しゅきホールドにも屈せず、またカッコイイ台詞をナチュラルに吐き出しまくる。
クサすぎる台詞はストーカーに限らず、ウェーヴェガール全員に向けられた譲歩と可能性を示すもので、男子のミツヨシにしてみたらまた物を投げつけたくなる、いけ好かないモテ男の言葉だった。
だがキゥリプは、理性を保つゲンこそ愛するゲンだと言い、優し過ぎる彼の寵愛を独り占めしたいと改めて宣言。

彼が自身に価値を見出していなくても、自分が愛している人の価値は自分で決めるとキゥリプは答え、超絶ストーカーでさえなければ一発で惚れる、最高に可愛い笑顔を見せてくれた。
そしてイカされ当て馬にされたタレラはなんだかんだいい雰囲気になった隙を狙い、一矢報いようとするが、またアヘ顔に導かれた。

ともあれ、イカ臭さでゲンの精神が大ダメージを負っていた時、小出毬会なる怪しい一派がゲンに手を出すため動き出した。
感想
乙女のはらわた星の色3話でした。
タレラの地団駄踏むところが何とも言えず好きです。
サイコ成分まで出てきてどんどんおもしろくなっていくのに、今度はイカレ女がグループを形成してるとなり、期待しかありません。
https://www.kuroneko0920.com/archives/56544



































