3巻
やがて新人検察官として働き始めた正美は、相変わらず普段は地味で真面目だけが取り柄の面白みのない女として法に従っていた。
上司や同僚にも最低限の礼儀だけを尽くしてプライベートと完全に切り分け、毎週木曜日は露出たっぷりの服装で繁華街に繰り出しては男に声をかけ、数万で股を開くという売春行為を繰り返していた。
木曜日は父とヤっていた日、母が不倫相手と会っていた日だった。
ただ仕事中でもふと気を抜けば、乳首や股間の疼きが大きくなり、それは日に日に無視できないものになっていった。
木曜日以外はオナニーで抑えていたが、立派な検察官になるためにはこのままでは危ないという危機感が募った。
そんなある日、感じは良いがどうも接するのがめんどくさいと感じる倍近くも年の離れた小倉検事に相談を持ち掛けられ、仕方なくお茶に付き合った。
すると小倉は脈絡なく自分のパーソナルデータを語り出し、妻とは死別で今は独身だという。
そしていきなり結婚を前提に付き合って欲しいと言ってきた。
正美は驚きよりも呆れ、好きでもないおっさんと付き合うわけないだろうと内心罵った。
しかし、ふと小倉も父親と同じ検察官だと思うと、もしかしたら彼が身体の疼きを抑えてくれるのに一番最適な相手かも知れないと思えてきた。
今までの男に足りなかったのは、父と同じ検察官という立場。
その可能性に懸けた正美は、返事を保留した。
とにかく小倉とヤリたいという欲情がこみ上げたが、さすがにいきなり誘っては相手の気持ちが変わるかもと思い、木曜日ではなかったがまた繁華街に繰り出して、目に留まった適当な男に声をかけてホテルに雪崩れ込んだ。
そして金はもらわず、とにかく好きなだけガンガン突いてもらった。
際限なく求めてくる正美をセック〇依存症の淫乱女だと笑う男は、一発出したら萎えていたので、正美に咥えさせて勝手に騎乗位でさせるに任せた。
そこで男が放った一言に聞き覚えがあった正美は、自分が跨っている男が検察官だと気づいた。
正美は思わず「あなた検察官ね?」と口走り、父と同じバレなければいいと思っている目だと分かった。
バラすつもりはないと伝え、愛し合った父がしてくれたように、胸に手を誘った。
しかし男は首に手を伸ばしたのだった。
そして正美は死後、ある男と再会し、同じ検察官から闇に葬られることになった…
感想
堕ちる3巻にて完結です。
面白度☆7 イカれ度☆9
親子や兄妹など、遺伝子的に求め合わないようになっているらしいですが、この親子はその辺の作りが壊れていたのかも知れませんね。
それとも初めての相手が父親だったから神聖視したのか。
ともかく、親子3人歪んでいてなかなか刺激的でした。


































