7話
騎乗位で愛液煌めく股間を押し付けてきたのはなんと、翠嵐会副会長で筋骨隆々の強羅浩嗣だった。
危うく童貞の前に大きなものを失う場面を回避したゲンはそして、このめちゃくちゃ過ぎる学園において、倶楽部の新設を宣言した。
ゲンの強い意志を意外にも認めたのが、今回のパニックを起こした張本人、翠嵐会会長のクナキオ。
創れるものなら創ってみろと煽るのも、倶楽部新設の前例は秩序を維持するためにもここ10年で2例のみの狭き門だから。
そこでクナキオは全倶楽部の会長を招集して、ゲンが倶楽部創設にふさわしい人間かどうか確かめることを勝手に決めた。
もちろん各会長は、学園をパニックに陥れたばかりのクナキオを一発殴ってやりたい気持ちを抑えるので大変。

そんな大勢から怒りをぶつけられても、煽る笑顔で適当にスルーがクナキオらしさだった。
更にクナキオは会長衆会を発動した手前、ゲンが相応しい人物か確かめる方法も既に考えていた。
人望やカリスマ性は言わずもがなに必要な要素。
だから、1時間以内に100人の唾液を集めるというイカれたイベントを提案し、駄々っ子みたいなゴリ通す意思をアピールした。

こうして、クナキオによるクナキオのためにゲンに試練が課せられた。
用意された唾液採取器は使い回し対策バッチリの衛生的な笛みたいな棒だったが、また美少女に変身した強羅が説明している絵面は、オーラルセック〇にカテゴライズされるフェラにしか見えなかった。

ただ、本来のゴツゴツ男が咥えている絵面はもっとヤバいことを理解している、強羅なりの気配りだった。
協力的な姿勢で咥えてもらわなければ一人にカウントされない。
試練については、もちろん一般生徒は誰も知らない。
採取器は5本あるので、ミリカ、キゥリプ、ミツヨシがそれぞれの思惑で受け取った。
しかしタレラだけは、ゲンがいずれ卒業生総代になればウェーヴェと地球人との壁が厚く高くなり、ゲンと結ばれることがなくなると思い、協力を拒否した。

そんな健気な乙女心を打ち明けている間ずっと、尻尾がピンとしているせいでTバックの尻が丸出しだった。
それでもゲンは友達としての協力を頼もうとしたら、雰囲気など関係なく強羅が試練開始を告げて制限時間が減り始めたので、ゲンは慌てて疑似フェラ用の棒を渡し、協力はしなくてもいいから持ってて欲しいと伝え、なかなかのプレッシャーを与えてから動き出した。
一人残されたタレラはそれでも、とても協力する気にはなれなかった。
そして唾液100人分集められるかな?が始まってすぐ、女の子に交渉したゲンの方法はと言えば、シンプルに土下座して頼むという、穏やかな正攻法だった。

































