24話
彼は根本的なことを見誤っていた。
自分の理性が崩壊しかけてようやく、催淫アロマの効果が自らにも襲いかかることに思い至ったのだ。
手でオイルを揉み込んでいるし、匂いもガンガン嗅いでいるし、そもそもみちるの柔らかな肢体を直接触るという最高の刺激を得ているのだから、興奮するのは当然だった。
一知半解。
そんな四字熟語が頭を過ったが何とか気持ちを落ち着け、とにかく今はみちるに一泡吹かせてやることに意識を集中し、ついにタオルをどけて一糸纏わぬ背中を露わにした。

そして思った。
どれだけ性格が歪んでいて、口も悪い女。
それでも、生まれ持った才能だと言わんばかりの綺麗で性的な背中をしていると。

たっぷり横乳がはみ出ているボリューミーさはあまりに目に毒だが、どんどん速まる鼓動を無視して手を伸ばした。
すべすべでくびれも十分な背中を、腰回りの方から肩甲骨へと滑らせると、さりげなく横乳に触れた。
確信犯の彼も黙ったまま、はっきり触られたのが分かったみちるも何も言わず、そのまま揉み解しからの横乳タッチが繰り返されると、彼女はさすがに当たっていると指摘した。
さもそれで気づいたようにリアクションした彼はしかし、謝っておきながらおっ〇いが分からないみたいに振舞い更に遠慮なく触った。

それは捨て置けなかったみちるは咄嗟に身体を起こしかけるが、それでは乳首まで見せてしまうと気づいてまたうつ伏せに戻るしかない。
だから彼はここぞとばかりに煽り、横乳の感触を楽しんだ。

感じているなんて言えるわけがないみちると、あくまでマッサージだと強気で攻める彼。
ここは猛攻を仕掛ける時だと思った彼は、勃起はまだしてないが割れ目に挟み込める位置で尻に座り、くびれから上にスライドさせながら行きがけに横乳を指先ではっきり揉みしだく性感マッサージを再開。
もういつ理性が崩壊してもおかしくないほど息荒くしながら、みちるの横乳に夢中になった。

そしてみちるが口をくぱっと開き、喘ぎ声を出しそうになった直後、タイマーが鳴り響いたのだった。
おかしくなりかけていた彼はハッと我に返った。
股間は今にも勃起しそうにジンジン疼き、手も横乳を放してくれようとしない。
正直に止めたくないと思ったその時、手を伸ばしたみちるがアラームを切った。
当然彼はここで終わりだと思ったが、みちるはまたしても延長を要求した。
そして、中途半端は嫌だからもうアラームは無しで最後までして欲しいと付け足すと、お尻を彼の股間にくいくい押し付け、発情して蕩けた横顔を見せた。

彼は計画通り、みちるを我慢できなくさせたと思った。
勝利を確かなモノにするため、モヤモヤしていた気持ちをスッキリさせるため、自分とヤリたいならそう言えと促した。
するとみちるも素直に最後までお願いしますと改めて望んだが、あくまでマッサージを、と煽り顔で強調したのだった。
今度はみちるが、彼が絶望の表情を見せる意味が分からないという風にとぼけ、仲の良い恋人同士がスキンシップするように膝を曲げて足裏で彼の尻を揉み返し、おどけて見せた。
もちろんそれも、勝負に勝つための反撃に過ぎなかった。
期待させられてから絶望させられた彼は、あえてそのあくまでマッサージに乗ることにした。
ずっといつ勃起してもおかしくない股間のムラムラ感だが、捨て身の攻撃を仕掛けるため、みちるをひっくり返して仰向けにさせ、タオルを取るのは抵抗されたら、マッサージするだけだと言ってやった。

乳首オープンだけは意地でも守るつもりならそれはそれで良し。
彼は紙パンツを食い込ませる勢いで骨盤から力強く上にスライドさせ、遠慮なく下乳と横乳に触れながらタオルの下に手を滑り込ませ、そのまま顔の横に突き出した。
思わぬ勢いに何も言えないみちるに構わず、ほっぺをムニムニ揉みながらキスでもせんばかりに額をごっつんこさせ、このまま最後までマッサージすると宣言した。
感想
ガイシューイッショク22話23話24話でした。
どこまでもめんどくさいプライドの塊ですが、いい加減、マッサージにかこつけた勝負だと見抜いたみちるも煽り返した結果、捨て身の攻撃に出た彼。
このまま行けば、さすがに勃起は避けられそうにないですが、最後までとはどこまでなのか…
https://www.kuroneko0920.com/archives/63543
https://www.kuroneko0920.com/archives/17881
































